しまむら店頭で男性客が脱衣、商品を直に試着する姿が波紋 しまむら広報は「客の不適切な行為」認め対応強化
しまむら店内で衣類を脱ぎ、商品を直接試着する外国人男性の姿が話題に。しまむら広報は「店舗としての対応が不十分であった」と、写真の光景について認めている。
AI生成技術が発達した現代。ショッキングな写真を見た際に「これAI?」と疑う癖がついた人も多いことだろう。
現在X上では、しまむら店内で撮影された写真をめぐり、驚きと疑問の声が相次いでいるのだ。
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■ダイナミックすぎる「試着」に唖然…
ことの発端は13日、会社員のXユーザー・ふなはしゆめと氏が投稿したポスト。
「しまむらの店内に服を脱いだ外国人がいると、思ったら、素肌の上にシャツの試着を何枚も。ごめん、異文化交流は無理だわ。汗と香水、きつい匂い付くよね。店員も見て見ぬふりをする。もう、ここはインドなのかもしれない。パッケージされた商品しか買わないことにしよう」と綴られた投稿には、多数の衣類が陳列された店内で服を脱ぎ、上半身が露わになった男性の写真が添えられていたのだ。

当該のポストは瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「なぜ試着室を利用しないのか…」「店の中でこんな状況に遭遇したら、悲鳴を上げると思う」「これは絶対にやめさせてほしい行為」「日本の常識があまりにも通用しない」といった具合に、驚きと疑問の声が多数寄せられている。
■発見者は「店員は見て見ぬふり」と苦言
#しまむら の店内に裸の外国人がいる
と、思ったら、裸の上にシャツの試着を
何枚も。
ごめん、異文化交流は無理だわ。
汗と香水、きつい匂い付くよね。
店員も見て見ぬふりをする。
もう、ここはインドなのかも知れない
パッケージされた商品しか買わないことにしよう。 pic.twitter.com/64P6IadzI6— ふなはしゆめと@2027年、江戸川区区議会選挙立候補予定 (@funa2784) September 13, 2026
ポストを投稿したふなはし氏に確認したところ、こちらの光景は東京都内にある「ファッションセンターしまむら」某店舗にて目撃したものと判明。
当時の様子について、ふなはし氏は「入店して男性向け衣料コーナーに向かうと急に、服を脱いだ男性が目に入り、何事か? と驚きました」と、振り返る。
男性の挙動については「私が見ている間だけで、3〜4着くらいのTシャツ商品を素肌の上から試着し、通路で確認しておりました。私はそのまま自分の買い物を済ませ、退店しましたが、入ってから出るまで、男性は通路で直に試着を続けていました」と説明しており、従業員の対応についても「横を店員が通りますが、見て見ぬふりで注意すらしない状況でした」と、苦言を呈していた。
そこで続いては、株式会社しまむらに、本件に関する取材を行うことに。
■しまむらも「適切でない行為」認める
今回の光景を受け、多くの人々が不快感を覚えたのは「試着室を利用しないで商品を試着する行為」「店内で衣類を脱いで肌を露出させる行為」「肌着などを介さずに商品を直接試着する行為」の3点だろう。

これらの行為に対する店頭のルール、企業としての見解を尋ねたところ、広報担当者からは「当社では、お客様に安心して商品をお試し頂けるよう、店舗に試着室を設置しております。ご試着の際には、他のお客様へのご配慮および商品の衛生・品質保持の観点から、原則として試着室をご利用頂くようお願いしております。ご着用中の衣類の上からジャケットやアウター等を羽織り、サイズ感をご確認いただく行為につきましては、通常の範囲内であれば問題ないものと認識しております」との回答が得られた。
一方で、売場など試着室以外の場所で衣類を脱ぎ、肌を露出させる行為については「他のお客様にご不快な思いをさせる可能性があるため、適切ではないと考えております」と、明確に否定している。
また、T シャツ等の商品を、肌着などを介さず直接試着する行為についても、「商品の衛生面や、次にご購入を検討されるお客様への配慮の観点から、望ましくないものと認識しております」と、回答していた。
こうした見解を踏まえ、広報担当者は「店頭でそのような行為を確認した場合には、従業員より試着室のご利用をお願いする、または行為をお控え頂くようお声がけする対応を行ってまいります。従業員が一人で対応することが難しい場合には、速やかに責任者へ報告し、店舗として複数名で対応するなど、従業員の安全にも配慮しながら適切に対応してまいります」と、企業としてのスタンスを説明している。
■問題の行為を店側は「認識していた」
さて、しまむらとしても今回のケースを「見過ごせない事態」と認識していることが再確認できた。しかし、ふなはし氏からは「(男性の)横を店員が通りますが、見て見ぬふりで注意すらしない状況でした」という回答が得られている。
そこで、当該の写真が撮影された日時と店舗名を伝え、しまむらに事実確認を依頼することに。

ふなはし氏のポスト内容について、担当者は「当該事案につきましては、当時の店舗従業員が該当のお客様の行為を認識し、お声がけを行っていたことを確認しております。一方で、売場において衣服を脱がれているという通常想定しづらい状況であったことから、従業員がその場で直ちに明確な制止や試着室へのご案内まで行うことができず、結果として十分な対応に至らなかったものと認識しております」と、認めている。
確かに、通路上で突然服を脱いで試着を始める人物が現れるなど、店側も全く想像してしなかったことだろう。
今回の事例について、広報担当者は「当社として、また当該店舗として、売場など試着室以外の場所で衣服を脱ぎ、肌を露出させる行為を問題ないものとして容認している事実はございません。この度は、結果として店内にいらっしゃったお客様にご不安やご不快な思いをおかけしたことを重く受け止めております。今後は同様の事案が発生した際、従業員が速やかに責任者へ報告し、店舗として複数名でお声がけや試着室へのご案内を行うなど、より適切に対応できるよう周知・指導してまいります」とコメント。
また「この度、店内での一部のお客様の行為により、ご来店中のお客様にご不快な思いやご不安をおかけし、また日頃より当社店舗をご利用頂いているお客様にもご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。今後も、全てのお客様に安心して快適にお買い物を楽しんで頂ける店舗環境の維持・改善に努めてまいります」という謝罪のコメントも得られている。
ここ日本で常識とされ、「あえて明文化するまでもない」とされていた事柄が、禁止事項として次々とルール化されていく日は近いのかもしれない。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




