サバンナ高橋茂雄のいじめ騒動、CM違約金は発生する? 弁護士が解説「法律上・契約上は…」
いじめ騒動をめぐり、サバンナ高橋茂雄がCMキャラクターを務めるライオンは、総合的に判断して当面見合わせると報道。弁護士は「1社取りやめると一斉にやめていくのが最近の流れとしてある」と語るが…。

芸能エンターテインメント分野に詳しい弁護士・河西邦剛氏が13日、YouTube『【弁護士】河西ちゃんねる』に出演。お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄のいじめ騒動について言及した。
■中山は発言撤回し謝罪
ことの発端は、5日に配信された『ナオキマンの都市伝説ワイドショー SEASON3』(ABEMA)での中山功太の発言。「10年間ぐらい、ずっといじめられた先輩がいる」と告白し、「めちゃくちゃ売れてますし、その人に対して皆さんいいイメージを持っていると思う」と話した。
実名は伏せていたが、SNS上では犯人探しが始まり、高橋の名前も挙がっていた。そんななか、高橋の相方の八木真澄は10日、仲裁に入り双方から話を聞いたとした上で「全てコンビであるサバンナの責任です」とXで謝罪。
さらに中山は12日、「僕が番組内で言った『いじめられていた』という表現は完全に不適切でした」と発言を撤回し謝罪。「当時、嫌な思いをし、傷付いたことは事実ですが、あの言葉は絶対に間違いでした」「正式には『昔嫌いだった芸人』と言うべきでした」となどとXでコメントした。
■「法律的な問題ではなくて…」
これで一件落着かと思われたが、高橋が長年CMキャラクターを務めている大手家庭用品メーカー・ライオン「ストッパ下痢止め」については、総合的に判断してプロモーションへの活用は当面見合わせるとの報道が。
河西氏は、今回のライオンの判断は、「法律的な問題ではなくて、ビジネス上のメリット・デメリットを比較して、デメリットが大きいと判断した可能性が高い」と語る。芸能事務所とは異なり、スポンサー企業にはタレントを守る義務はない。起用を続けることで生じるデメリットを考慮し、総合的判断を下したと考えられるという。
■違約金は発生する?
気になる「違約金」の有無だが、「法律上・契約上は発生しない」と話す。
中山は後に「いじめという表現は不適切だった」と発言を撤回。さらに両者の間で和解が成立していること、高橋に悪意がなかったことを中山側が認めているため、企業側は“重大な契約違反”として法的根拠を固めることが難しくなっていると河西氏はコメント。
「ですが、1社取りやめるってなってくると他の番組、スポンサーも高橋さんの起用を一斉にやめていくのが最近の流れとしてある。なので、今後どういった判断でライオンが具体的にCMの削除をしたのか、広告の削除をしたのかについて発表がなされていくのかってところが注目される」と述べた。




