山本昌氏、中日・根尾昂の壮絶スランプ明かす 投手転向2年目で「ボールが制御できないぐらい…」
入団8年目、投手転向5年目で念願のプロ初勝利を手にした中日・根尾昂。山本昌氏は「多分根尾くんじゃなかったら、挫折してるぐらい崩れてた」と祝福する。
2026/05/12 08:00
■転向5年目で念願のプロ初勝利
根尾は中学生時代に146キロを超えるボールを投げ、スーパー中学生として注目される存在に。大阪桐蔭高校では投打で活躍して春夏連覇に貢献し、2018年ドラフト1位で中日に入団。野手としてプレーしていたが、2022年途中から投手登録された。
そして4月8日の横浜DeNAベイスターズ戦にリリーフ登板し、1イニングをパーフェクトピッチング。入団8年目、投手転向5年目で念願のプロ初勝利を手にした。
■「ボール制御できないぐらいバラバラに」
山本氏は「よかった」と心から祝福。「(投手転向)1年目は中継ぎですぐ出て、よかったんですよ結構。その年の秋に、ちょっとフォーム、バランス崩して、ボールが制御できないぐらいバラバラになっちゃったの。2年目の春のキャンプ、彼を見に行ったんですよ。 そしたらね、かわいそうなぐらいバラババラで。え、これが去年の根尾なの? 半年もしないでこんな変わっちゃうの? って」とスランプを振り返る。
「そういうところから、こうやって復帰してくれた。これは非常にうれしい。多分根尾くんじゃなかったら、挫折してるぐらい崩れてた。ボール投げたら、自分でもどこ行くか分かんないぐらいばらけてたんで。あれをここまでよく戻したな」と苦境から這い上がった精神力を高く評価した。
■根尾が目指すべきこと
今後は敗戦処理ではなく、先発ローテーション入り、セットアッパー、クローザーのいずれかを目指すべきだと山本氏は語る。「150キロは出てますけど。まだ僕のなかでは球筋はばらけてる。球筋が安定したら、セットアッパーをやれるぐらいの力持ってるんでね。ぜひ頑張ってほしい」と伝えた。
ファンからだけでなく、OBからの期待も非常に大きい根尾。さらに精度を上げてドラゴンズの勝利に貢献してほしい。





