日本ハム・カストロのタイム要求めぐり… 元投手の岩本勉氏が審判に訴え「手を挙げた瞬間に止めるのは」
日本ハムのカストロのタイム要求をめぐり、オリックスのエスピノーザと言い合いに。これに、岩本勉氏は…。
2026/05/12 07:00
■投手からしたら「ものすごくストレス」
5回無死2塁、オリックスのアンダーソン・エスピノーザ投手がセットポジションに入り、ランナーを警戒しながら静止していた場面。左足を上げたところで日本ハムの打者のロドルフォ・カストロ内野手がタイムを要求。審判がタイムを認めると、エスピノーザは感情を露わにしてカストロと言い合いになり、球場は一時騒然となった。
岩本氏はこのシーンを振り返り、「ランナーを意識しながら投球動作に…ってところで、気付いたらタイムがかかってる。これってピッチャーはものすごくストレス」と強調する。
■審判に訴え「やめていただきたい」
岩本氏は、元投手の立場から投手の身体的リスクなどを訴える。1度入ったスイッチを急停止させることは、関節や筋肉に大きな負担をかける。力を抜くタイミングを失うことで、ボールが指に引っかかったり、すっぽ抜けてバッターの顔付近へ飛んでしまう危険性も。
投球動作は、足が動く前から始まっているとし、審判には「バッターが手を挙げた瞬間に止めるのはやめていただきたい。ピッチャーがランナーを見てるときから、投球は始動に入ってると思っていただきたい」と主張した。
■バッター側の意見にも理解
一方で、バッター側の言い分についても「決して間違ってない」と理解を示す。セットポジションがあまりに長いと、打者は構え遅れが生じ、自分の間合いで打てなくなるため、「バッター意見とピッチャー意見が真っ二つに分かれる。これは元プロ野球選手が談義しても答えが出ない。だからアンパイアに委ねるしかない」と述べる。
最後に岩本氏は「わざとはだめですよ。遅延行為というアンパイアの厳しいジャッジも待ってる。相手をリスペクトした行動を移せるように。そう思うとピッチクロックって重要なのかな」とコメントした。
お互いの「プロとしての意地」がぶつかった結果だとは思うが、感情的な言い合いで終わらせず、審判技術の向上とルール運用の再考につなげてほしいと感じた。





