又吉直樹「“1時間ちょっと”は17分まで」 曖昧な時間の定義に持論
又吉さんは、 高校時代「8時半くらい」に従い5分遅刻で激怒された過去も振り返りました。

作家でお笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんが29日、自身のYouTubeチャンネルを更新。独特の感性と繊細な言葉選びで知られる又吉さんが、日常に潜む「曖昧な表現」について持論を展開しました。
■「1時間ちょっと」ってどれくらい?
「いまだに解決できない謎」と題して、又吉さんが持論を展開する企画を配信した今回、「『1時間ちょっと』って言うじゃないですか」と切り出します。
打ち合わせでは「1時間ちょっとかかります」、待ち合わせの場面では「1時間ちょっとで着く」など、よく聞く言葉ではありますが「具体的に何分までなのか…」と考えていたといいます。
■「朝8時半くらいに、集合」
30分過ぎたら「1時間半」と言うはず、25分もちょっとではない、20分は1時間の3分の1が経過している…と考えた又吉さんが出した答えは「1時間17分」。
「人によって、時間って難しい」という又吉さんは、高校生時代の出来事を回顧。学校のイベントについて、渡されたプリントには「朝8時半くらいに、体育館集合」と書かれていたといいます。
■5分遅刻でブチギレられる
当日は5分遅刻してしまったという又吉さんは「“くらい”って書いてたからいいか」と思いながら向かうと、「体育館の前で、めちゃくちゃ先生に怒られた」という結果に…。
「8時半より前の時間、朝練で誰かが使ってたんだと思う」と、プリントを作成した人は「8時半に来たのに入れない」となるのを見越して書いたのでは…と予想。当時モヤモヤした経験から「『1時間ちょっと』というのも気をつけたい」と、と、改めて言葉の持つ責任と難しさを噛み締めました。
■待たされる側の時間は長い
又吉さんが「“1時間ちょっと”で1番多いのは、1時間10分までじゃないですか? 15分なら言ってもらいたい人もいるでしょうね」と言うように、このテーマで考えてみたところ…筆者の場合は、10分。15分あればカフェで一服できるから…という理由です。
みなさんは「1時間ちょっと」と聞いたら何分までを想像するでしょうか。又吉さんの言うように、時間の感覚は人によって千差万別。自分にとっては「ちょっと」のつもりでも、待つ側にとっては「ずいぶん長い」と感じてしまうことも少なくありません。
どこでもすぐに連絡が取れる時代だからこそ、大切な人を不安や不快な気持ちにさせないための「思いやり」を忘れないようにしたいですね。
■冬野とまと
千葉で生まれ、千葉で育ったアラフォーの編集&ライター。高校在学中にアメリカへ短期留学したことをキッカケに、卒業後はニューヨークの大学に入るも中退。
10年以上の放送作家の後ウェブの世界へ。多くのインタビュー経験を経てエンタメや社会問題の記事を書く日々。行動心理カウンセラーの資格を持っているため、ときに人の言動をガン見することも。




