苦しむ中日投手陣に井上一樹監督が“伝えるべきこと” 田尾安志氏が「新たな勝利の方程式」提言
中日低迷の原因として、田尾安志氏は「リリーフ陣の乱調」「決まらない勝ちパターン」を挙げ、アドバイスを送る。

元東北楽天ゴールデンイーグルス監督で中日ドラゴンズでもプレーした田尾安志氏が23日、YouTube『愛知のニュース【テレビ愛知 ニュース・スポーツ公式チャンネル】』に出演。最下位に低迷している中日について語った。
■井上監督に助言「言ったほうがいい」
収録前日の21日時点で、4勝16敗で最下位に沈む中日。低迷の原因として、田尾氏は「リリーフ陣の乱調」を挙げる。
リリーフ防御率は、セ・リーグワーストの5.91で「前半リードしているゲームが多いのに、終わってみたら負けてる。これは痛手が大きい。勝ちパターンのところはきっちり勝っていくというね。そういう投手陣にこれから変えていかないといけない」と話す。
与四球の多さにも触れ「チームが勝てなくなると、打たれちゃいけない、際どいとこ投げようという気持ちになってボールが多くなって、最後甘い球で打たれるパターンになる」とした上で、「初球はとにかくストライク取りなさい、それで打たれても何にも文句言いませんよって井上(一樹)監督が言ったほうがいい」と述べた。
■救援陣めぐり提言
そして、もう1つのポイントが、「決まらない勝ちパターン」。怪我人が出た影響もあり、リリーフ陣が固定されておらず、「ここを早くやっぱり確立したいですね。勝ちゲームに関してとくにね。もう決めていかないと、リリーフ陣がへばりますよ。『この場面は俺だな』っていうのを感じて行くと。そういうふうになっていかないと」とコメントする。
田尾氏は、7回カイル・マラーか中西聖輝、8回ウンベルト・メヒア、9回松山晋也という勝利の方程式を提言。
「9回の松山は確定。マラーか中西っていう先発要員を中継ぎで使うのもありだと思う。それぐらい重い比重なんですよ、後半の1イニングは。マラーの速い球だったら1イニングだったら抑えられる。中西の変化球も色々ある。こういうものを経験するっていうことは、中西投手の将来を考えてもプラスだと思う。そうなれば変わっていくと思う」と私見を披露した。
■新たな勝利の方程式もアリか
先発がどれだけ粘っても、終盤に逆転される展開が続けばチームの士気が下がるのは当然。四球で自滅するくらいなら、打たれてもいいから勝負してほしいという、「初球ストライク」の重要性を訴えた田尾氏には納得した。
先発要員を後ろに回すという大胆な提言も、今の緊急事態ならアリかもしれない。勝利の方程式を1日も早く確立し、ファンに安心感を与えてほしいと思う。




