青色切符詐欺、警察官が「絶対言わないこと」 男子高校生が“見抜いた”事例も…
自転車の青切符導入で、全国的に詐欺行為が続発するなか、男子高校生が詐欺だと見抜いた事案が話題に。本物の警察官が「絶対に言わないこと」とは…。

自転車への「交通反則通告制度(青切符)」が導入され、全国的に青切符をめぐる詐欺が続発していることについて、警察官が「絶対に言わないこと」がSNSで話題に。男子高校生が詐欺を見抜いた事例もあった。
【今回の投稿】男子高校生が見抜いた事例
■「罰金の対象です」
青切符の導入から間もなく1ヶ月となるが、警察官を装って路上で自転車ユーザーに声をかけ、金銭をだまし取ろうとする詐欺行為が続発し、問題となっている。
そんななか、今月15日には愛知県一宮市内で、警察官のような服装をした男が、自転車に乗っていた男子高校生に「罰金の対象です。今ここで6,000円払って」と声をかける事案が発生。
高校生は、青切符の詐欺について知っており、男の近くにパトカーなどがなかったこともあって、詐欺だと直感。その場を立ち去って通報し、事なきを得たという。
■警察官が「絶対言わない」こと
元足立区議の松丸誠氏が、この事案について自身のXで言及。「正解です。警察官がその場で反則金を受け取ることはありません。“注意喚起”」とポストした。
これに、他のユーザーから「細かいこと言うと警官は『罰金』とは絶対言わない…事実、それは反則金」との指摘が寄せられた。
「罰金」と「反則金」は混同しがちだが、「罰金」は刑事罰で、法律違反に対する刑事処分として裁判所によって科される。交通違反では、酒気帯び運転や無免許運転、大幅な速度超過など「赤色切符」が交付された場合に科されることが一般的とされる。また、前科が付くことになる。
一方、「青色切符」に対する「反則金」は軽微な交通違反の際に科される行政処分で、反則金を支払うことで刑事罰を受けず、行政処分のみとなる。前科は付かない。
■「学校で習ったよね」
この話題に、ユーザーからは「日本は『三権分立』学校で習ったよね? 警察は『行政(都道府県)』罰金命令は『司法』」「警察官がその場で罰金を請求する事は絶対にありません」との声が。
さらに、「資格がないにもかかわらず、本物やそれに見間違えるほど似た制服・記章を着用することは、軽犯罪法で禁じられています」「怪しい警察官に捕まった場合、その場で110番するのも効果的」といった指摘もみられた。
また、「『引っ掛けられそう』と見られる自転車運行も自覚して改めるべきかと」とのコメントも見受けられた。
青切符では、警察官が「罰金」を払うように求めたり、その場で「反則金」を支払うよう求めたりすることはない。こういった行為に十分注意しつつ、声をかけられる隙がないように交通ルールについても改めてしっかり確認しておきたい。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。




