正露丸を歯に詰めた時の効果、若年層の8割が「知らなかった」 親世代は7割が「知っていた」回答
正露丸に虫歯痛を抑える効果があることを、過半数の人が「知らなかった」と判明。大幸薬品は「驚きつつも、納得」とコメント。

歯に痛みを感じ、焦って歯を磨きだした経験は、誰しもあるだろう。日本人にとって身近な医薬品『正露丸』を使えば、そんな歯の痛みを抑えられる。
この度、正露丸のこうした効果の認知度について、衝撃的な事実が明らかになった。
■「虫歯痛を抑える効果」知ってた?
Sirabee編集部では以前、全国の10~60代の男女617名を対象とした調査にて「正露丸の効果」に関するアンケートを実施。

その結果、「虫歯痛を抑える効果がある」ということを知っていたのは、全体の48.9%と判明したのだ。
惜しくも過半数には届かなかったが、なかなかの認知度…と思いきや、回答者の年代に注目してみると、新たな事実が判明。

「知っていた」と回答した10〜20代は23.4%、30代は29.1%と、若年層の認知度は3割未満。一方で40代では認知度が5割近くにまで上昇し、50〜60代に至っては7割に迫っている。
■「子供の頃、虫歯に詰めていた」体験談も
1月末、大幸薬品の公式Xアカウントでは「ちなみに…ラッパのマークの正露丸は虫歯痛にも使われています」という書き出しから始まるポストを投稿。
ちなみに…
ラッパのマークの正露丸は虫歯痛にも使われています。これは、正露丸の主成分の「木(もく)クレオソート」が、歯の鎮痛鎮静として使用されているからです。
この場合、正露丸は内服するのではなく、痛みのある虫歯の穴に1~1/2粒詰めてお使いください。… pic.twitter.com/nNngaSJave— ラッパのマークの正露丸🎺大幸薬品公式 (@seirogan_cp) January 29, 2026
その理由と使用方法について「これは、正露丸の主成分の『木(もく)クレオソート』が、歯の鎮痛鎮静として使用されているからです。この場合、正露丸は内服するのではなく、痛みのある虫歯の穴に1~1/2粒詰めてお使いください」と、説明していた。
あくまで「一時的な歯痛止め」であるため、「虫歯そのものを治療する効果はありませんので、歯科医で適切な虫歯治療を行ってください」とも補足している。

同ポストには「本当だったんだ…都市伝説だと思ってた」「それは知らなかった」などの驚きの声が寄せられる一方で、「子供の頃に虫歯になったら正露丸を詰めていました」「自分の父親は虫歯に詰めていました。幼少期はソレを見て『正露丸ってスゲェ…』となりました」といった声も確認でき、どちらかと言うと「効果を知っている人物」からの反応が多い印象を受けた。
そのため、今回のアンケートで僅差ながら「知らなかった」という回答の方が多かったのは、意外であった…。
■大幸薬品は「驚きつつも、納得」
一方で、大幸薬品からは「約半数の方が虫歯痛の効能を知ってくださっているというのは予想外でした」とのコメントが得られている。
また、若い世代での認知度が低い理由については、「昨今は遅い時間や休日にも診てもらえる歯医者さんが増えたので、緊急時の応急処置としての『虫歯痛に正露丸』の出番も減っているのかもしれません」と、分析。
50〜60代の認知度が高い件については、「正直驚きつつも、納得です! この世代の方々にとっては、単なる知識として知っているだけでなく、かつての『家庭の知恵』として、実際に歯に詰めた経験を持つ方が多いのではないでしょうか。『夜中に歯が痛くなって、親に正露丸を詰められた…』なんていう強烈な実体験があるからこその数字なのでは、と推測しています」と、コメントしていた。
世代によって認知度が大きく異なる『正露丸』の効果。ぜひ、家庭や職場で、話のネタにしてみてほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
対象:全国10代~60代男女617名(有効回答数)
グラフの割合は数点以下第2位を切り捨てているため、合計しても必ずしも100とはならない。




