和田一浩氏、WBC侍ジャパンを取り巻く“風潮”に苦言 「勝って当たり前みたいな…」

「勝って当たり前みたいな雰囲気は違う」和田氏が侍ジャパンを取り巻く声に疑問符。

和田一浩

元中日ドラゴンズの和田一浩氏と岩瀬仁紀氏が4月11日、YouTube『名球会チャンネル』に出演。3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について語った。

【今回の動画】和田氏が侍ジャパンを取り巻く「風潮」に疑問


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■「年々、優勝の重みが増している」

今回、メジャーリーガーが多数出場したWBCについて和田氏は、「1回やるごとに大会の価値がどんどん上がっているから。選手もWBCの重みを感じるようになってきた」と解説する。

また、「歴史を積み重ねたことで、各国が本当の最強チームを作るようになってきているから、そういう意味では優勝の重みが増えている。今回、日本もいい選手が集まってたけど、それ以上に他の国もいい選手いっぱい出てきていた」とレベルの向上を指摘した。

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■侍ジャパンの「勝ってあたりまえ」を疑問視

日本の敗退については「今までで成績が一番悪かったと言われるけれど、捉え方が違うと思う。世界ランク1位も8位も、正直わからない」と和田氏は語る。

さらに「今までは(メジャーリーガーが)あまり出ていなかったからそういうふうな順位であって。だから『勝って当たり前』みたいな雰囲気は、ちょっと違うんじゃないかなって、正直思うけどね」と侍ジャパンを取り巻く「風潮」を疑問視した。

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■岩瀬氏は「運がなかった」

今回の戦いぶりについては「アメリカチームも、ベネズエラ強かったし、ドミニカも凄い。 だからそのなかで、日本もやっぱ互角に戦ってるってこと自体でも、凄いよね」と評価する。

岩瀬氏も「レベル的に、日本はトップレベルにいるんですけど、結局試合になったら一発勝負って、本当にわからないじゃないですか。だからそういった面では『運がなかったのかな』っていう部分になってしまいますよね」と語っていた。

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■「勝ってあたりまえ」の雰囲気

2023年に世界一となり、今回も大谷翔平、吉田正尚、菊池雄星、鈴木誠也などトップレベルが集まった侍ジャパン。

MLBに興味があるファンや専門メディアはアメリカとドミニカ共和国、ベネズエラの強さを認識していたが、一部には「連覇してあたりまえ」というような風潮があったことは事実だろう。

侍ジャパンは敗れたベネズエラ戦も中盤までリードしており、「完敗」ではなかった。ワールドシリーズのように7戦えば、勝ち越したかもしれない。

ピッチクロックに対応しきれなかったことや、招集前に怪我人が相次いでしまったことなど、反省点は多々ある。各国が本気になり、世界一が難しいなかで、どう戦っていくか、NPBが考える必要がありそうだ。

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