伊東勤氏、クライマックスシリーズの“ゆるい日程”に憤り 巨人・阿部監督も過去に問題視
レギュラーシーズン終了後、間延び日程となっているCS。伊東勤氏がNPBに苦言を呈す。
■CS間延び日程に伊東氏が苦言
伊東氏はシーズン終了からクライマックスシリーズ開幕まで試合がない日程について、「これはどうなんですかね」と苦言を呈した。
現在宮崎で開催されている2軍のリーグ戦「フェニックス・リーグ」にCSに出場する1軍選手を派遣することについても「選手を送り込めば、また費用もかかりますし、球団としても結構なお金はかかるんで」と指摘。
「レギュラーシーズンを終わって、次のステージに行く間の期間っていうのを、もうちょっと何とかならないかなというふうに思うんですけどね」と憤りをあらわにした。
■松本アナも同調
伊東氏はさらに「やっぱり長くなればなるほど、屋外の球場でやると寒くなりますし、レギュラーシーズンが雨で中止だとか、台風だとかで中止になってそれが後ろに回ってくるっていうことを考えているんでしょうけど、これは仕方がない」と持論を展開する。
聞き手の元ニッポン放送・松本秀夫アナウンサーも「気温も下がってきますし、ファンのテンションも下がってしまいますよね」と同調する。
また、昭和のプロ野球ではダブルヘッダーや日本シリーズ中にレギュラーシーズンの消化試合を行っていたことを紹介し「強行スケジュールでもいいのではないか」と指摘した。
■MLBに興味が移っている?
伊東氏は現在メジャーリーグのポストシーズンに注目が集まっていることに触れ、「レギュラーシーズン中もアメリカのメジャーリーグのほうが結構視聴率が良かったり、そういう時代になってきてますから」とMLBの人気に言及。
「日本の野球をやっていないときに、アメリカの野球が中継されてるっていうことに関しても、野球ファンはそっちにも注目してるんで」と指摘する。
松本アナが「そこにやっぱりNPBも危機感を持ったほうがいいですよね」と同調すると、「時代的にもう試合もスマホで見られる時代ですから。今の時間をどんどんやっぱうまく使っていかないといけないと思いますし、そのへんもNPBの課題じゃないでしょうかね」と提言していた。
■阿部監督が問題視するも改善なし
現行のクライマックスシリーズは、レギュラーシーズンからかなり日程が空くことが問題視されている。とくに優勝チームはファイナルステージまで半月近くを空くだけに、調整が難しい。
北海道日本ハムファイターズはスタジアムにファンを入れての紅白戦、読売ジャイアンツは社会人のSUBARU、ヤマハとの練習試合、横浜DeNAベイスターズもJFE東日本、日本通運と試合をするなど工夫しているものの、ファンのテンションが下がってしまっている。
昨年、巨人の阿部慎之助監督が日程を問題視する発言をしたが、改善の動きは出ていない。





