【コミケ】“最大手”級の人気誇った「年越しそば」販売カー 参加者はとある不安を口にし…
コミケの会場に登場した「年越しそば」販売カー。次々参加者が集まり大行列に…。

読者の皆さんは大晦日、年越しそばを食べただろうか。店で、出前で、持ち帰りでと、食べる状況は様々だが、記者は「コミックマーケット103」(以下コミケ、C103)で食べた。約27万人が来場した「オタクの祭典」の会場で…。
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■オリーブ亭の「年越しそば」

30、31日の2日間にわたって開催された国内最大規模の同人誌即売会「コミックマーケット103」(以下コミケ)。
会場内には和洋中のレストラン・カフェのほか、屋外スペースにキッチンカーが設置されており、コミケファイターたちの胃袋を満たす貴重な休息の場となっている。
その中のひとつ、オムライスが自慢のキッチンカー「オリーブ亭」は、今回初試みとなる「年越しそば」の販売を決定。早速記者は現場を確かめるべく東ホールへ向かった。
■「コミケで食べるのは初めて」

販売開始となる31日の13時30分、キッチンカー前に到着するとすでに50人ほどの待機列。みなX(旧・Twitter)で情報を聞きつけ集まってきたコミケ参加者たちだ。
列に並びながら横にいた40代男性に話を聞くと、「これまで25年くらいこのイベントに通ってきましたが、年越しそばをコミケ会場で食べるのは初めて。大晦日ならではの良い企画ですね」とその思いを口にした。
■「お釣り」が気になる参加者も

値段は800円。列に並んでいた別の男性は、注文時のお釣りが気になって仕方ないらしく、「コミケで同人誌を頒布する際は、細かいお釣りのやりとりを省くため1000円または500円単位にするのが常道。なのに、この年越しそばは800円。お釣りは大丈夫なのだろうか。1000円でも全然買うのになぁ」と心配する。…優しい。
そんなこんなで会話を楽しみながら50分が経過。ようやく記者の順番になった。オムライスが本業のキッチンカーによるそば料理、きっとレンチンで済ませているのだろうと勝手に邪推していたが、かき揚げはその場ですべて揚げており、上には「良いお年を!C103」と書かれた紅白のかまぼこも乗っており、これは縁起が良さそうだ。
そばも茹でたて。アツアツのかけつゆもやや辛めの醤油と出汁が効いており、館内の暑さで汗をかいていた記者にはぴったりだった。
■ある意味「最大手」

10代と思われる青年から男装姿の女性コスプレイヤー、そして記者ら中年コミケ参加者まで、老若男女が立ちながらズズズとそばをすする光景はなんとも面白く、ステキな空間だった。
振り返ると、待機列は100人を超える長蛇の列となっていた。列の一番後ろにはコミケおなじみの「最後尾」ボードを持った参加者。おそらく60分近くは待つことになるだろう。
前出の40代男性は「まさに今日一番の“最大手”(※大行列必至の大規模サークル)ですよ。うふふ」とニッコリ。そうコメントを残すと、別れの挨拶もなく彼は再び戦場に消えていった。
■執筆者プロフィール
キモカメコ佐藤:1982年東京生まれ。『sirabee』編集部取材担当デスク。
中学1年で物理部に入部して以降秋葉原に通い、大学卒業後は出版社経て2012年より秋葉原の情報マガジン『ラジ館』(後に『1UP』へ名称変更)編集記者。秋葉原の100店舗以上を取材し、『ねとらぼ』経て現職。コスプレ、メイドといったオタクジャンル、アキバカルチャーからスポーツまで精力的に取材しつつ、中年独身ひとり暮らしを謳歌する。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)




