客室乗務員が明かす飛行機のウソとホント 「排泄物は空中に落としていません」
迷惑な客につけられる「コードネーム」も存在するという…。

飛行機に乗ると、少しの揺れに驚いたり、CA(客室乗務員)同士のささやきを耳にしてしまったりと、些細なことがやたらと気になる人もいるのではないだろうか。また飛行機の仕組みを詳しく知らないからこそ、巷で聞いた噂を信じてしまったりするものだ。
イギリスのニュースサイト『The Sun』の「旅行コーナー」で、10年のキャリアを持つCAであるAさんが、飛行機に関する「ウソとホント」について明かしている。
■CAは揺れを恐れていない?
機長が「揺れますのでシートベルトをお締めください」などとアナウンスし、飛行機が傾いたりした時でも、CAたちはキビキビと通路を歩き回り、安全が守られているかチェックする。
搭乗客は涼しい顔で専用の椅子に座っているCAを見ると、驚くとともに「大丈夫なんだな」と安心するものだ。毎日のように飛行機に乗っていると、揺れには慣れてしまうものなのだろうか。
■「心の中では恐れています」
こうした疑問に、Aさんは「心の中では恐れています」と答えた。極端な揺れがどのようなものか分かっているからこそ、本当に危険な揺れが訪れると「とても恐ろしい」のだという。激しい揺れのせいで、機内に投げ出され天井にぶつかったり、骨折した人も見てきたそうだ。
しかしながら、度重なるフライトでさまざまなレベルの揺れを体験し、冷静でいる訓練もしているCAたちは、ちょっとやそっとのことでは動じないという。
■飛行機のドアは中から開く?
「飛行機のドアが突然開いて、空中に放り出されたらどうしよう…」などと考えたことがある人もいるだろう。酔っ払った搭乗客が、「ドアを開けてやる」と脅すこともあるそうだが、飛行中に中からドアを開けることはできるのだろうか。
その答えは、Aさんいわく「物理的に不可能です」とのこと。空を飛んでいる状態では、飛行機のドアは外圧が低いことで密閉される。着陸するまでは、内側からどんな力がかかってもドアは閉じたままだという。
■排泄物を空から落としている?
また長時間に及ぶフライトでは、多くの人がトイレを利用することになるが、その排泄物はいったいどのように処理されているのだろうか。「排泄物を空中に破棄している」という迷信も存在するが、当然、これは事実ではないという。
飛行機には、機体の後部に汚水をすべて貯めるタンクがある。飛行機が着陸すると、汚物を運ぶトラックによって回収され、下水道に送られるそうだ。
なおCAには、周囲の人々に迷惑をかけるような乗客を拘束する権限もあるという。機内ではCAの指示をきちんと聞き、快適で安全なフライトを楽しみたいものだ。
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(文/Sirabee 編集部・広江おと)






