少女の手がエスカレーター手すりに巻き込まれ… 救出まで1時間かかる大事故に
海外では、エレベーターやエスカレーターに関連した事故で、毎年大勢が死傷している。

日本はエスカレーターの技術や安全性については、世界トップレベルを誇っている。だが海外では足元、そして手元にも注意が必要だ。アメリカ・カリフォルニア州で起きた予想外の事故の話題を、地元メディアの『Orenge County Register』『KTLA-TV』などが伝えている。
■手すりの機械部分に…
事故は7月31日の午後6時30分頃、カリフォルニア州サンタアナのメインプレース・モール(MainPlace Mall)というショッピングモールで発生した。
家族とともにそこを訪れ1階のエスカレーターを利用した少女が、ハンドレールに手を添えようとして、内部の機械部分に手を吸い込まれたという。プライバシーを重んじ、少女の氏名などは明らかにされていない。
■知恵を絞りながらの救出作業
通報により、現場には緊急車両が続々と到着。レスキュー隊は事故現場の状況から、「ドレメル」のロータリーツールを用いて機械を分解する方法を採択した。
少女には意識があり強い痛みを訴えているため、まずは鎮痛剤を投与。プラスチックと金属が食い込んでいる手指の損傷を最大限抑えることを念頭に、8名の隊員が知恵を出し合い、1時間をかけた慎重な救出作業になったという。
■「なぜこのような事故が」
レスキュー隊を出動させたオレンジ郡消防局は、その後の会見で「手すりでなぜこのような事故が起きてしまうのか、見当もつかない」と述べている。『PEOPLE』も、メインプレース・モールの安全管理担当者から回答がまだ得られていないとしている。
エスカレーターのメーカーやショッピングモールは調査に全面的に協力しており、回復を待って少女にも聞き取りが行われる予定だ。しかし事故の原因を突き止めるには、かなり時間がかかりそうだという。
■スニーカーの紐にも注意を
米国消費者製品安全委員会によると、この国ではエレベーターやエスカレーターに関連した事故で毎年約 30 人が死亡、約 1万7,000 人が重傷を負っている。最も多いのは、スニーカーの紐がステップに挟まる事故だそうだ。
少女は現在も搬送先の病院で治療を受けているが、負傷の様子については明らかにされていない。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)






