ドンキ店内を見上げたユーザーが驚愕 天井に出現した「格言」の正体が最高だった
ドン・キホーテ店舗の天井にて発見した大量の張り紙。なぜか一部界隈からは、感動の声が多数上がっており…。
■ドンキの天井をよく見ると…
今回注目したいのは、ツイッターユーザー・ぷりんさんが投稿した一件のツイート。
「ドンキ行ったらアイカツ格言が沢山ぶら下がってた」と綴られた投稿には店内で撮影したと思しき写真が添えられており、そこにはレジカートを手にした人々が商品に目移りしつつレジへと足を運んでいる…という、見間違えようのない「おれ達のドンキ」の様子が。

しかしよくよく見ると、天井からは「菓子パンでリフレッシュ!」「パンは朝の救世主!」「食卓に直行!」などなど、エネルギッシュなワードの記された用紙が大量に吊るされていたのだ。
■「アイカツ格言」とは?
ただただテンションの高いフレーズが並んでいるだけ…という印象を受けるかもしれないが、じつはアニメやゲーム作品が長期に渡って愛され続けている『アイカツ!』シリーズに、こちらと非常によく似た形態の「格言」が登場するのだ。
アニメ中では紹介のミニコーナーが設けられていたり、関連したグッズが多数展開されるなど、同作になくてはならない要素の一つといえる格言。

「見られてこそ星は輝く」「おいしいものは最初に食べろ」など、思わずハッとさせられる哲学的な内容のものから、「のり弁でノリノリ」など、文字通り「ノリ重視」なフレーズが揃っている。
そしてこれらは「横書きである」という点を除けば、確かにドンキ店内のメッセージと非常に酷似しているのだ。何なら「アイカツ格言」の中にしれっと「パンは朝の救世主!」を混ぜても、全く違和感がなさそうである。

ツイート投稿主・ぷりんさんに詳しい話を聞くと、今回ツイートした写真は愛知県岡崎市にある「MEGAドン・キホーテUNY矢作店」にて撮影したものであると判明。
ぷりんさんは発見時の様子について、「買い物に行きふと上を見て『これアイカツ格言じゃん!』と、思わず撮影しました」「これを作成した店員さんは『アイカツ』のファンなのか…それとも偶然似ただけなのか…気になるところです」と振り返っていた。
そこで今回は、ドンキを運営する『パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス』(PPIH)に、件のメッセージに関する取材を敢行することに。その結果、なんとも意外な舞台裏が明らかになったのだ…。
■「アイカツ!」を連呼してみると…
ドンキ行ったらアイカツ格言が沢山ぶら下がってた pic.twitter.com/GmHiX78Zyf
— ぷりん (@hm6oKFSCXvSJ7nj) May 10, 2022
『アイカツ』に夢中にな大きなお友達のことを「アイカツおじさん」と呼ぶケースも見られるが、やはり同店の店長はアイカツおじさんに違いない…。
半ばそう確信しつつPPIHに問い合わせたところ、意外にも一連のメッセージは『アイカツ』とは全く関係なかったことが判明。それでも記者が「アイカツ! アイカツ!」と壊れたレコードのように繰り返すたび、担当者の顔に浮かんだクエスチョンマークが増えていくのであった。
詳しい話を聞くと、これらはメガドンキ UNY矢作店のみで掲出しているものでなく、全国のMEGAドン・キホーテUNY (メガドン・キホーテユニー)の約10店舗で導入されているメッセージだという。
■アイカツとドンキの共通点に納得

熱いメッセージが掲出されたのは2021年からのことで、新型コロナウイルスによる影響を受けて店舗が疲弊しており、そんな中で「売り場を生き生きと元気にする方法はないか」と考えたことが、誕生のきっかけとなったそうだ。

「ユーモラスで明確なキャッチコピー」「生鮮売場ということを考慮し、鮮度を意識した手書き風の筆文字にこだわる」「端的な文字数(長いと読まないので目に飛び込んでくる程度の情報量)」の3点を特に意識して作成したため、偶然アイカツ格言に似てしまった…というのがことの経緯である。
担当者は「ずらっと一列にぶら下げることで、売場に統一感を持たせる効果もあります」ともコメントしてくれたのだった。

「書道」という文化のある日本では、簡潔かつ分かりやすいキャッチフレーズが筆字で書かれるPR自体は全く珍しくない話。しかし『アイカツ』もドンキも、「ファンに笑顔と元気を送る存在である」という共通点を見出せるのは、決して偶然ではないだろう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)






