挙式中に新婦急死で妹が代わりの花嫁に… 批判殺到の両家には金銭的事情アリか
「節操も常識も通用しない」と批判する世間。しかし、インド通からは「持参金制度に縛られたのでは」の声も。

インドでこのほど、結婚式の最中に新婦が心臓発作により急死。すると新郎は両親と話し合ったうえで、彼女の妹にプロポーズした。悲劇の姉と入れ替わり、急きょ妹が花嫁の座に着いたことを、『NEW YORK POST』『Mail Online』など海外のメディアが報じている。
■姉が死亡し妹にプロポーズ
その話題は、インド・ウッタルプラデーシュ州のエタワ市から伝えられた。ある結婚式の最中に、スルビさんという新婦が激しい胸の痛みを訴えて倒れ、急いで医師が駆けつけたが、命を救うことは叶わなかった。
予想もしなかった事態に、新郎のマンジェッシュ・クマールさんは両親と相談。そのうえで、急きょ彼女の妹であるニシャさんに「代わりに僕の妻に」とプロポーズした。
■ショックを受けた出席者たち
話し合った末、両家とも2人の結婚に合意。新たな花嫁としてニシャさんを迎え、結婚式はそのまま続けられた。別室に安置されたスルビさんの遺体は、結婚式を済ませてから家族により火葬されたという。
しかし、結婚式に出席した誰もが複雑な気持ちになった。おじのアジャブ・シンさんは、メディアの取材に「妹と結婚すると説明されても、素直に受け入れられなかった。スルビがあまりにも気の毒。あの結婚を心から祝福するのは難しい」などと話している。
■「常識が通用しない」とコメント殺到
この話題を伝えた『Mail Online』には、1,000を超える非難のコメントが殺到している。
「そんな結婚、あらゆる意味で間違ってるでしょう」「一部の社会では、女は価値がないから簡単に交換できる、そんな風に扱われている」「貧しい国では、幸せそうな表情をしている女の子なんて一人もいない」「頭を混乱させる話題がやけに多いインド。常識が通用しない」など、新郎だけでなく、両家、そしてインドの人々の感覚を理解し難いとするコメントも多い。
■持参金「ダウリー」の問題か
大量の批判コメントのなかで、新婦側が用意する「ダウリー」と呼ばれる結婚持参金に言及する人は少なくない。
夫とその家族はそのお金で車、家電製品、ぜいたく品などを買うため、少額だと嫁いびりの原因になることもある。インドでは1961年に法律で禁じられたが、地方部ではいまだ根強く残っている。
新婦側はダウリーを支払ったためにお金がなくなり、新郎側もお金をすでに使ってしまったなどという場合、両家の縁を解消するのは簡単ではないという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)






