「刺青・タトゥーも入浴OK」→トラブル続出、1カ月で再禁止したサウナが話題 運営会社に「迷惑行為の実態」聞いた

刺青・タトゥーをした人物の入浴を解禁したサウナが、わずか1カ月で禁止に戻して話題に。運営会社は「指定外の場所での喫煙、設備の破損、威圧的な言動が見られた」と、事情を説明している。

2026/09/10 10:55

■ここまでマナーが悪いのか…

その内容について、担当者は「入口・館内と『刺青・タトゥー禁止』の掲示を行っていますが、タオル等で隠したり、発見されずに利用できた場合、繰り返し来館される事例も見受けられます。またスタッフによる巡回や確認を行っておりますが、すべてのお客様の状況を100%把握することは現実的に難しく、完全な防止には至っておりません。中には浴槽内にタオルを持ち込み、刺青・タトゥーを隠そうとする行為も確認されています」と説明しており、かなり悪質な内容であることが窺えた。

このような迷惑行為が横行したワケだが、担当者は「マナーを守って入力される方も、もちろんいらっしゃいました」と、刺青・タトゥーを入れた良識ある人々を擁護する。

その上で、「一部のお客様によるルール違反や迷惑行為は、他のお客様の安心・安全な利用環境を損なうだけでなく、スタッフの業務にも大きな影響を及ぼします。施設のルールは多くのお客様に快適にお過ごし頂けるために設けているもので、ご理解とご協力をお願いしております」と、サウナ施設としてのコメントを発していた。

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■「刺青お断り」オリジナルグッズを販売

そんなゴールデンタイム高松は、高松市中心部の瓦町エリアに位置する男性専用のサウナ・天然温泉・カプセルホテルの複合施設。長年に渡り地域の人々が利用し、近年のサウナブーム以前から高松のサウナ文化を支えてきた存在である。

特にサウナ関連の設備には力を入れており、担当者は「メトスの『IKIサウナ』、セルフロウリュが可能な『ソロサウナ』、薬草を使用した『空海の湯』の3種類を備え、チラーの水風呂(8℃)も設けています。近年はアウフグースイベントやロウリュイベントにも力を入れ、県内外から多くのサウナファンにご来館頂いております」と、アピール。

ゴールデンタイム高松の張り紙オリジナルグッズ
画像提供:ワイ・ワイ・カンパニー

さらに、オリジナルグッズもたくさん製作しており、中でも注目したいのが同館オリジナルキャラクターであるビーバーちゃんをメインにした「刺青お断り」Tシャツやキーホルダー、ステッカー。

ゴールデンタイム高松の張り紙オリジナルグッズ
画像提供:ワイ・ワイ・カンパニー

担当者は「施設のルールを真面目に伝えるだけではなく、ユーモアに交えながら発信することで、多くのお客様に関心を持って頂き、話題づくりにも繋がっています。当館には入れないですが、刺青・タトゥーのある方にぜひ着てほしいです。ゴールデンタイム高松らしい個性的な取り組みとしてご好評を頂いており、県外の方にもとても人気です」と、説明している。

ゴールデンタイム高松の張り紙オリジナルグッズ
画像提供:ワイ・ワイ・カンパニー

結果として「刺青・タトゥー入浴許可」の試みは失敗に終わってしまったゴールデンタイム高松。

しかし「本当に刺青・タトゥーを入れた人々を入浴させてはいけないのだろうか」という疑問に向き合い、いわゆる「世間の声」だけを鵜呑みにせず、実際に導入した上で結論を下している点は、評価されるべきだろう。

また、その経験を元にユニークなグッズを製作するたくましさにも、見習いたいものがある。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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