札幌市公園トイレ、大量に残された謎の置き土産が「盗撮では?」と波紋 市は「54カ所の公園で発生」と説明

札幌市内公園のトイレで「蛍光管が勝手に交換される」という珍現象が勃発し話題に。市は取材に対し、「54カ所の公園で同事案が発生した」と回答している。

2026/09/08 11:45

意図が分かる犯罪や迷惑行為も恐ろしいが、より不気味なのは「意図が分からない」違法行為ではないだろうか。

現在X上では、札幌市内で目撃された注意書きの貼り紙の内容に対して「誰が、何のために?」と、驚きの声が上がっている。


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■公園トイレで発見した謎の張り紙、その内容は…

今回注目したいのは、Xユーザー・らいちゃんさんが投稿したポスト。

「札幌市内各所の公園トイレの蛍光管を勝手に交換しているのは誰ですか」という意味深な1文が綴られた投稿には、公衆トイレ外観の壁に掲出された張り紙の写真が添えられている。

札幌市公園トイレの張り紙
画像提供:らいちゃんさん

その内容は「公園便所利用者の皆さまへ」「市内各所の公園便所において、蛍光管が無断で交換される事案が発生しています。事情をご存知の方がいらっしゃいましたら、下記までご連絡ください」というものであった。

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■「盗撮カメラでは?」と疑問の声

トイレの蛍光管を勝手に交換、さらに「市内各所のトイレで確認されている」という点に注目が集まり、当該の張り紙は瞬く間に話題に。

Xユーザーからは「これって悪いことなのかなあ」「行政の怠慢が原因では?」「お役所仕事で対応が遅く、ずっとライトが消えたままだと自分で変えたくなる気持ちも分かる」など、好意的な声も少なからず上がっていた。

しかし、「盗撮カメラとか仕込んでありそうで怖い」「誰が、何のために交換してるんだよ…」「普通に不気味なんだけど」といった具合に、疑問と戸惑いの声も多数寄せられているのだ。

ポスト投稿主・らいちゃんさんに話を聞くと、当該の張り紙は札幌市豊平区の「平岸高台公園」にて発見したものと判明。

あまりに予想外な内容を受け、思わず「こんなことってある?」と、驚いたそうで、「女子トイレが『生ゴミによりマンホールが詰まっている』ため使えないという状態も相まって、なんとも滑稽に感じました」とも振り返っていた。

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■市は「54カ所の公園で確認」と事情を説明

そこで今回は、謎すぎる事案の詳細をめぐり、公園を管理する札幌市建設局みどりの推進部みどりの管理課に話を聞いてみることに。

札幌市公園トイレの張り紙
画像提供:らいちゃんさん

張り紙掲出の経緯について、担当者は「2025年9月下旬の公園便所の清掃・点検時に、 既存の直管蛍光管がLED灯に交換されていることを確認しました」「市内54の公園で、既存の蛍光管がLED灯に交換されるという事案が発生したことから、複数の公園に掲出いたしました」と、説明している。

発覚後の対応については「公園便所は屋外の施設でもあり、照明器具と交換されたLED灯との相性や安全性が確認できないことから、元の蛍光管へと交換を行いました」との回答が得られた。

また、X上で物議を醸していた「盗撮カメラ」の疑惑については、「撤去されたLED灯やトイレ内に不審物は確認されておりません」とのこと。

当該の張り紙を掲出してから情報は寄せられていないものの、無断で交換される事案、および類似事案等も発生していないそうだ。

54カ所もの公園の蛍光管を交換するとは、犯人にはどのような目的があったのだろうか…?

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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