大腸がん予防で“注目の飲み物” 「よく飲む人はなりにくい」最新研究にスタジオ驚き

身近なコーヒーに含まれる成分が、大腸がん細胞の増殖を抑える可能性が最新研究で明らかになった。

2026/09/22 12:00

林修

今月10日放送の『林修の今知りたいでしょ!』(テレビ朝日系)では、大腸がんのスペシャリストが予防や最新研究について解説。林修の「大腸がんは予防できるのか?」という疑問から、コーヒーに含まれる成分と運動に注目した。


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■コーヒーの「カフェ酸」に注目

京都府立医科大学大学院の渡邉元樹講師らが2026年に発表した研究で注目されたのが、コーヒーなどに含まれるポリフェノールの一種「カフェ酸」だ。

研究では、ヒト由来の大腸がん細胞にカフェ酸を加えて培養したところ、がん細胞の増殖が強く抑えられた。渡邉氏は「古くからコーヒーをよく飲む人は大腸がんになりにくいというデータはあったんですけど、どうしてそうなるのかの分子メカニズムは分かっていなかったんです」と説明する。

番組では2週間培養した様子も紹介され、渡邉氏は「見た目にはがん細胞が消えたぐらい。増殖が止まっただけではなく、細胞が死ぬような状況になったんだと思われます」と解説した。

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■運動で死亡リスク37%減

もう一つ紹介されたのが、大腸がん治療後の運動に関する2025年の大規模研究。手術と抗がん剤治療を終えた結腸がん患者889人を、約3年間の運動プログラムを行うグループと健康情報のみを受け取るグループに分けて追跡した。

その結果、運動したグループでは死亡リスクが約37%低く、8年後の生存率は90.3%。比較対象となったグループの83.2%を上回った。番組では、安静時の何倍のエネルギーを消費するかを示す「METs(メッツ)」を使い、週にプラス10METs・時程度の運動を目安として紹介した。

専門家は「最近までは特にがんになった後には絶対安静にするのが標準だった」としたうえで、今回の研究について「がんになった後に運動したほうがむしろ長生きするという、直接的な証拠が今回の論文で初めて出たという意味で、非常にセンセーショナルです」と評価した。

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■家事でも「メッツ」は稼げる

まとまった運動時間を取れない場合でも、番組では日常生活の活動を組み合わせる方法を紹介。早歩きなら約13分、自転車なら約9分、縄跳びなら約5分で1METs・時相当になるとした。

さらに洗濯物を取り出して干し、たたむ作業は約15分、料理は約18分、掃除機がけは約20分、子供と活発に遊ぶ場合は約10分で、それぞれ1METs・時相当になるという。

毎日40分~1時間歩いているという林は、計算すると1週間で約40METs・時。番組では、運動だけにこだわらず家事なども組み合わせながら体を動かすことを勧めていた。


■執筆者プロフィール

びやじま。フリーライター/エディター。月100時間、30番組を聴く深夜ラジオのヘビーリスナーで、2016年からSirabeeに参画。現在はラジオを中心にした芸能エンタメを中心に月40本程度を執筆中。

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(文/Sirabee 編集部・びやじま

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