道路の冠水時、“カッパ・傘・長靴”は絶対やめて 元消防士が「必ず…」選ぶべき装備は
大雨への警戒が呼びかけられるなか、道路が冠水した際に注意したい、避難時の装備について元消防士が解説している。

秋雨前線や迷走する台風24号の影響により、太平洋側では大雨への警戒が呼びかけられている。
大雨による水害が発生して道路が冠水した場合、水の中を避難する際に気をつけるべき点について、元消防士の“タイチョー”こと兼平豪氏が公式YouTubeチャンネル『【消防防災】RESCUE HOUSE レスキューハウス』で注意喚起している。
【今回の動画】冠水時の避難方法について
■大雨に警戒
活発な秋雨前線が南下したことや、南西諸島で台風24号が迷走状態となっており、西日本の太平洋側を中心に大雨になり、九州や四国では線状降水帯が発生する恐れも。
さらに前線や、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、関東甲信地方では大気の状態が不安定となっており、4日夜のはじめ頃から7日頃にかけて、断続的に激しい雨の降るところがあると見込まれている。予想以上に雨雲が発達した場合などには、警報級の大雨になる可能性もあり、警戒が呼びかけられている。
■「絶対にやめて」という装備は
千葉県の豪雨災害のほか、石川や富山、福井、北海道、青森と大雨による被害が相次いでいるなか、兼平氏は、道路が冠水した際の避難方法について紹介。
多くの人がカッパや傘、長靴を装備しがちだが、「絶対にやめてください」と話す。
長靴は中に水が入ってしまうと、動きづらくなり危険で、「濡れるのは避けられませんので、必ずスニーカーを選びましょう」と呼びかける。
また、傘を差すと強風であおられて体勢を崩す危険も。そのため、傘は差さずに閉じた状態で手に持ち、濁った水で見えない足元の段差や、マンホールのふたが開いていないかなどを、傘の先で探る杖として使うとよいとのことだ。
■「命の棒」を使って
大雨による浸水では、成人男性で水深50センチ、小学校高学年では20センチ以上の深さで移動が困難になるとのデータも。
浸水がある場合には、無理に避難場所へ移動するよりも、なるべく自宅の2階以上への垂直避難を行った方がよいことも。
ただ、平屋建ての家や、木造住宅で流失や倒壊の恐れがある場合など、どうしても避難しなければならないケースもある。
その場合には、竹などの棒を肩の高さで切り、ひざの高さにテープなどで印をつけた「命の棒」で深さを確かめながら避難するか、傘を代用にして避難することで、側溝やマンホールなどに注意しながら避難できる。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。




