夏のバーベキュー、よく使う“アレ”に引火し顔面大火傷 身近な危険に元消防士絶句「初めて知った」

夏休みに楽しむ人の多いバーベキューで思わぬ事故。誰もがよく使う“便利なグッズ”の危険性に「知らなかった」の声が…。

2026/08/11 06:00

【消防防災】RESCUE HOUSE レスキューハウス
画像は『【消防防災】RESCUE HOUSE レスキューハウス』youtubeより引用

夏休みシーズン真っただ中、キャンプなどアウトドアでバーベキューを楽しむ人も多い時期。

しかし手軽にできるからこそ、気をつけたいのがバーベキュー中の火による事故。元レスキュー隊員が、実兄が経験した事故の実例を紹介し、注意点について改めて呼びかけた。

【今回の動画】便利なはずのものが思わぬ危険に


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■「全員使ったことある」

元レスキュー隊員の“タイチョー”こと兼平豪氏がYouTubeチャンネル『【消防防災】RESCUE HOUSE レスキューハウス』にて、兼平氏の兄が先日、家族とバーベキュー中に、顔と頭部に大やけどを負う事故に遭遇した際の体験を明かす。

兄は炭とジェル状(ゼリー状)の着火剤を使って火起こしをしていたが、炭の火が消えてしまったように見えたことから、着火剤を注ぎ足したという。

すると、手に持っていた着火剤のチューブから「スー」というかすかな音が聞こえ、チューブを確認しようとしたところ、チューブが爆発。火のついたジェルが顔や頭に付着し、大火傷を負ったという。

兼平氏は「消えたと思ったのがポイント」とし「ジェルでなんで爆発するのって。初めて知った」「全員に該当するなって、この事故は。バーベキューのジェル使ったことない人、おらんのちゃう、っていうぐらい全員使ったことあるんじゃない?」と驚いた様子。「着火剤の注ぎ足しは絶対NG」と強調した。

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■「見えない火なんて…」驚き

ジェル状着火剤の主成分はメチルアルコールだが、メチルアルコールには「燃えている炎が見えにくい」という特徴がある。また、揮発性が高く、ガスが空気中に拡散して爆発を起こす可能性も。

そのため、消えてしまったと勘違いして手をかざしたり、着火剤を追加で足そうとしてジェルが爆発して飛び散るといった事故が相次いでいる。

ユーザーからは「ジェル状の着火剤の危険性の勉強になりました」「ジェルの着火剤使ったことなかったからこんな事故があるなんて知らなかった」「見えない火なんて知らなかったので、気をつけねば! と強く思いました」「これからBBQやる機会が多くなりそうなので、家族にも伝えます!」といった声が寄せられた。

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■消防本部が注意喚起

大阪府高槻市消防本部の公式サイトによると、ジェル状着火剤の注ぎ足しによる引火・爆発のほか、着火剤が近くにいた子供の衣服に飛び散って燃え広がるといった事故の事例などの報告が。

「点火後は火が安定するまであまり近づかないようにしましょう。着火剤が燃え尽きないうちは、着火剤が跳ねたりしてやけどを負う危険性があります」「火が着いていないように見えても着火剤は絶対につぎたさないでください」「使用する時は濡れタオルやバケツにたっぷりの水を用意し、万が一の事故に備えましょう」と注意喚起。子供には使わせないことも呼びかけている。

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■カセットコンロの事故も

また、バーベキューでは、着火剤による事故のほか、カセットコンロによる事例も多い。

カセットコンロで炭を火起こししようとしたり、コンロを2台並べて使ったり、大きな鉄板をのせるなどして、ボンベに熱が伝わることにより、突然破裂、爆発して大ケガにつながるそう。

レジャーの際にはつい気が緩みがちになるが、バーベキューをする前に1度、危険性について確認し、安全に楽しむようにしたいところだ。

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■執筆者プロフィール

しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。

現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。

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