東京タワーの電球交換、目を疑う方法に「怖すぎる」とネット民驚愕 広報は「180個全てを手作業で」と説明
東京タワーの電球交換は「全て手作業で行われている」と判明し、驚きの声が続出。東京タワー広報は「最大約270mの高さにある合計180個のライトが交換対象」と説明する。
科学技術が発達した昨今では、多くの作業が機械に任せられている。しかし最後に信頼できるのは、やはり人間による「手作業」だろう。
現在X上では、東京タワーのとある作業が手作業で行われていると判明し、驚きの声が相次いでいるのだ。
画像をもっと見る
■東京タワーの電球、人力で交換していた
7月8日ごろよりX上では、日本企業のアカウントによる自社の「作業風景」や「商品製造の様子」を収めたポスト投稿がブームに。
日常ではまずお目にかかれない企業の舞台裏が次々と明かされ、その意外性や豪快な様子、新たな発見を受け、ユーザーの間では自国の企業に対する驚きと称賛の声が多数上がっていた。
そんな中で特に注目を集めていたのが、東京タワー公式キャラクター『ノッポン弟』アカウントが投稿したポスト。投稿には、東京タワー外観の鉄骨の上に立った作業員らの写真が添えられている。
東京タワー手作業電球交換でもバズりたい。バズらんかなぁ。https://t.co/jr4UKLKqSY https://t.co/pM7zC4pp3V pic.twitter.com/9JLwpiizFa
— ノッポン弟(TOKYO TOWER 公式) (@nopponotouto) July 12, 2026
そして本文には「東京タワー手作業電球交換でもバズりたい。バズらんかなぁ」と、衝撃の事実が記されていたのだった。
■「これ手作業なのかよ…」と驚きの声

写真を見る限り、作業員たちは確かに「手作業」で電球を交換している。ビルやマンションが広がっているのは、足元の遥か下。たとえ命綱を付けていたとしても、足がすくんでしまう光景であった。

こちらのポストは瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「東京タワーってこうやってメンテナンスされていたのか…」「これ手作業だったのかよ」「作業員の人、全員普通のスニーカー履いてない!?」「この光景は怖すぎる」など、驚きの声が続出している。
また「大変なお仕事、本当にありがとうございます」「高所恐怖症の身からすると、尊敬の気持ちしかない」「あの輝きは、こういう危険と隣り合わせの作業から生まれてるんですね」といった具合に、作業員に対する感謝と労いの声も多数寄せられていた。

そこで今回は、当該の電球交換の詳細をめぐり、東京タワー広報に話を聞いてみることに。すると、さらなる衝撃の事実が明らかになったのだ…。
■180個のライト交換、270mの高さの場所も
今回注目を集めた電球交換は、東京タワーの定番ライトアップ「ランドマークライト」に関する作業。

ライトアップには「夏バージョン」と「冬バージョン」の2パターンがあり、それぞれの特徴について東京タワーの広報担当者は「夏は『メタルハライドランプ』と呼ばれるシルバーライトを使用しております。白色を基調に涼しげなイメージが特徴で、毎年七夕の後、7月8日頃から夏型ライトアップに変更します」「冬は『高圧ナトリウムランプ』と呼ばれる温かみのあるオレンジ色のライトを使用しております。毎年10月初旬の夜から冬型ライトアップに変更します」と、説明している。

と言うことは、正に前出の投稿があった前後に電球交換が行われていたのだろう。こちらの電球交換は、ランドマークライトの点灯開始(1989年1月1日)以来、毎年年2回実施しているという。
続いては、誰もが気になっているであろう電球交換時の状況、および環境について尋ねてみる。

こちらに対し、担当者からは「ランドマークライトで使用している電球の交換は、塔体に取り付けられた180個のライトを作業員が手作業で交換しております。交換作業は当日の日中(朝から夕方頃までに終了)に実施し、その日の日没からライトアップが切り替わります。作業は約270mの高さまで行われます」と、驚きの回答が得られた。

なお、手作業でなければならない理由については「高所での作業となるため安全面を最優先に考え、作業員が一つひとつ手作業で電球交換を行っております」と、回答している。

今回大きな話題となった件について、担当者は「普段はあまり知られることのない電球交換作業や、東京タワーを支える裏方の職人さんたちの存在に、多くの方が関心を寄せてくださったことを大変嬉しく思っております。今後も東京タワーの魅力を知って頂けるよう、ノッポン弟が情報発信してまいります」と、コメントしていた。

綺麗にライトアップされた東京タワーを目にした際は、それが多くの裏方たちによって磨き上げられた「努力の結晶」の輝きであることを思い出してほしい。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。
・合わせて読みたい→「さげる」じゃない? 約6割が誤読した「挿げる」の正しい読み方と意味は…
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




