夏に大活躍のカー用品、実は「重大な交通違反」になる場合が… 警察も「知らない運転者多い」と警鐘

夏の日差し対策に大活躍する日よけやサンシェードを車の運転席・助手席の窓に貼ると、「交通違反」になることが判明。岡山県警は「昨年、日よけが原因と思われる重大な交通事故が発生した」と、説明する。

2026/07/22 10:00

夏の暑さが本格化してきた今日この頃。移動に車を用いる機会が増えた人も多いことだろう。

ガンガンにエアコンを効かせ、車内の快適さを保ちたいもの。しかし、夏の暑さ対策に有効なアイテムの使用が「重大な交通違反」となることをご存知だろうか。


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■「事故に繋がる危険な違反」と注意

今回注目したいのは、岡山県警察のXアカウントがゴールデンウィークに投稿したポスト。

同県警の交通指導課による投稿で、その内容は「車の運転席や助手席の窓に日よけやカーテン等を取り付けて運転すると、乗車積載方法違反(6,000円[普通車]、1点)です。視界がふさがれ、事故につながる危険な違反です」というものであった。

「取締りを強化します。運転中の使用はNG、使うなら駐車中のみ!」と注意するポストは、「ゴールデンウィークを笑顔で」と締められていた。

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■「知らない人多すぎ」とドライバーは怒り

乗車積載方法違反
画像提供:岡山県警察

車内の暑さはもちろんだが、それ以上にドライバーの大敵となるのが日差しの存在。しかし無理に遮ろうとすれば、ドライバーの視界が著しく狭められてしまうのだ。

当該のポストは瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「運転席にカーテン付けた車が合流して危なかったことあるので、厳しく取り締まってほしい」「これ使われると、運転手の動きや目線が読めないんだよね」「全国でどんどん取り締まってほしいわ」「これ付けてる人って前しか見てないんだよね、危ない」「マジで知らない人が多すぎる」といった共感の声が多数寄せられていた。

そこで今回は、改めて注意を喚起した経緯について、岡山県警に話を聞いてみることに。

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■日よけが原因で起こった大きな事故も

当該のポストを投稿した経緯について、岡山県警の担当者は「令和7(2025)年、日よけを装着していたため、視界不良となったことが一因と思われる重大な交通事故が岡山県下で発生しました」と、前置き。

こちらを踏まえ、「運転席や助手席の窓ガラスにサンシェードやカーテンを装着して運転することが、交通違反であると知らない運転者が多いです」と、少なくないドライバーの現状について説明する。

ポスト投稿のあったゴールデンウィークは日差しが強くなってくる時期で、日よけを使用する機会も増加。そのため、ゴールデンウィーク中に反則切符を切られて「楽しい思い出が台無しにならないように」という思いから、当該のポスト投稿に至ったという。

同県警では交通指導取締りを強化しており、今年度中でも約100件の違反を検挙している(5月20日時点)。

こうした実情を踏まえ、担当者は「運転席や助手席の窓ガラスにサンシェードやカーテンを装着して運転することが交通違反だと知らない運転者も多いので、家族や友人などにも交通違反であることを伝えて頂きたいです」と、呼びかけていた。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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