古田敦也氏、球界の名トレーナーが語る”朝練が不要な理由”に驚き 「6時間しか寝てない選手は…」
近鉄バファローズや千葉ロッテマリーンズでコンディショニングコーチを務めた立花龍司氏が語る「朝練がいらない」理由とは。

元東京ヤクルトスワローズ監督・古田敦也氏が7日、YouTube『フルタの方程式』に出演。近鉄バファローズなどでトレーナーやコンディショニングコーチを務めた立花龍司氏が力説した「睡眠の重要性」に驚きの声を上げた。
■吉井氏と立花氏がゲスト出演
動画では約2カ月前に開催されたトークショーを公開。古田氏と現在東北楽天ゴールデンイーグルスの監督に就任した吉井理人氏と、近鉄バファローズや千葉ロッテマリーンズ、MLB球団、社会人野球チームでコンディショニングコーチやトレーナーなどを務めた立花氏がトークを展開する。
1989年から93年まで吉井氏とともに近鉄に所属していた立花氏は、当時一般的ではなかったウェイトトレーニングの環境を整備したそうで、「あの当時、近鉄の選手が僕の味方についてくれた。アメリカに勉強するバックアップも選手会してくれたので。あの当時の近鉄の選手のおかげで、今のウェイトトレーニングが広がっていると言い切ってもいい」とコメントした。
■睡眠の重要性を力説
立花氏は「あとは近鉄の選手はよく寝るんですよね。大谷翔平選手も10時間寝てるの知ってますか? 睡眠時間っていうのはすごく今大事になってきて。6時間睡眠を10日間続けると、ショットグラスにウイスキーを4杯飲んだのと同じぐらいの集中力と思考力になるんですよ」と指摘。
続けて「推奨される7~8時間の睡眠が、6時間になるだけで、それぐらい集中力も判断力も落ちるんですよ。6時間しか寝てない人に仕事任せられないってことなんですよ」と持論を展開した。
■「寝ずに朝練はナンセンス」
同氏はさらに「睡眠が脳に与える好影響のメカニズム」を解説したうえで、「6時間しか寝てない選手は全く上手くならないんですよ。これが最近分かってきてるんで、寝ずに朝練とか夜間練習をやるのは、ナンセンス。だから8時間は寝ないと。勉強したことも一緒ですよ。6時間過ぎてから脳に入ってくるので」とコメント。
話を聞いた古田氏は「なかなか8時間って寝られないよね、現実的に。起きちゃう」とツッコミを入れるが、立花氏は「それは言い訳」とし、「筋トレをすると基礎代謝が上がる。そうすると寝られるんですよ、寝ることが必要になるから」と語っていた。
■朝練を廃止する野球部が増加傾向
昭和から平成の高校野球部などでは、早朝から練習を始め、昼間は授業などを受けたのち、夜遅くまで練習することが一般的で、「睡眠の重要性」は軽んじられていた。しかし昨今は野球強豪校でも朝練を廃止し、十分な睡眠を取ってから練習を行うチームが増えつつある。
また、練習時間を工夫し、夜の睡眠を確保するケースもあるようだ。猛練習も重要と思われるが、「選手のコンディションを整える意識」も指導者には持ってもらいたいものだ。




