井口浩之、W杯敗戦後の“過度な批判”に苦言 昨今のネットに「好きになる機会を奪うのは絶対に違う」

W杯で日本代表が敗退し、選手やファンを否定する声が。ウエストランド井口浩之は「それっぽい分析を聞いて賢くなった感じになり…」「何者かになったような」と昨今のネットでの特徴を指摘した。

ウエストランド 井口浩之
Photo:Sirabee編集部

お笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之が1日、YouTube『ウエストランド井口チャンネル』を更新。「FIFAワールドカップ2026 北中米大会」(W杯)で日本代表が敗れたことをめぐり、選手やファンに批判が飛び交っていることに言及した。

【今回の動画】ジャーナリストやYouTuberにもチクリ


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■M−1と同じで「影響力がある証拠」

決勝トーナメントでブラジル代表に逆転負けし、ベスト32で敗退した日本代表。SNSやネット上で議論が噴出する現状について、井口はお笑い賞レース「M−1グランプリ」を例に挙げて分析する。

「M−1の後にいろんな議論が起こる。優勝したって『あんな奴優勝じゃない』って批判が起こったり、漫才か漫才じゃないか論争が起きたりする」。

世界規模のW杯ともなればその影響力は比較にならないほど巨大で、注目度の高さゆえに批判や議論が巻き起こる自体は「影響力がある証拠」と一定の理解を示した。

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■選手やファンを否定することは…

一方で井口が強い違和感を示したのは、その議論の「質」と「リスペクトの欠如」について。

戦術の分析や敗因を語り合うこと自体は「サッカーの楽しみ方の1つ」と認める。一方で、ピッチで命懸けで戦った選手や監督への敬意を欠いた過激な叩きや、試合を見て感動するファンを「感動したとか言ってる場合じゃない」などと上から目線で否定するような風潮には「否定したり、好きになる機会を奪うのは絶対に違う。日本のサッカーのためによくないことをしているし、そういう人はサッカーファンとは言えない」と苦言を呈す。

さらに、サッカーを分析・発信して注目を集めるジャーナリストやYouTuberに対しても「サッカーを語る仕事をしてる人も、選手がプレーして戦っていなきゃその仕事もない。YouTubeで再生されたり、本が売れたりするのも、サッカーというものがあるから。戦っている選手に対してのリスペクトは絶対に持ってなきゃいけない」と厳しめの意見を語った。

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■サッカーの本質は「楽しむこと」

続けて昨今のネットカルチャーにおいて、「それっぽい分析を聞いて自分が賢くなった感じになり、何者かになったような感じになる…」「もうブームというか、そういうのになっちゃってる」とチクリと指摘。「1番考えて戦っているのは現場の選手や監督」とし、外側から煽って攻撃的になるのはよくないと述べる。

サッカーの本質は「楽しむこと」と井口は話し、今後も純粋に集まって応援する素晴らしさや、サッカーの楽しさを伝えていきたいと語った。

感情的な批判に終始するのではなく、戦った者へのリスペクトをベースにした「健全なサッカー文化」の成熟を願うのは、井口だけではないはずだ。

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