関根勤、昭和の大スターに無視された過去 “マナー違反”をして「そこからずっと…」
関根勤が明かした、昭和の大スターのエピソード。あるミスを犯し「そこから一切無視よ」と振り返る。
■師匠がいない芸人の弊害
今回のゲストはお笑い芸人の宮川大輔。若手時代に先輩芸人から激怒された数々の失敗談から、「僕らは師匠がいなくてルールを誰も教えてくれなかった」という話題に。これに深く共感した関根も「俺もそうなのよ。師匠がいなくて芸能界に入って、全然ルールを知らなくてさ」と自身の若手時代を回顧した。
20代前半の頃、映画『トラック野郎』シリーズに出演予定だった小倉一郎(のちに小倉蒼蛙に改名)が体調を崩したため、急遽代役としての出演が決定。 しかし、芸能界や映画界の厳格なマナーを知らないまま現場に向かったことが、のちの悲劇を生むことになる。
■菅原文太さんから「無視」の洗礼
当時の映画界では、撮影が始まる前に出演者らの楽屋を訪れ、あいさつを済ませておくのが常識だった。しかし、関根はそのルールを知らないまま、いきなりロケ現場で主演の菅原さんに「おはようございます!」とあいさつをしてしまったという。
このマナー違反に、菅原さんは関根に対し「そこから一切無視よ、ずっと」。撮影中、菅原さんから完全に口をきいてもらえない恐怖の時間を過ごしたことを振り返った。
■緊迫の現場で見せた優しさ
その後の撮影では、関根が緊張のあまり何度もNGを出してしまう事態に。そんななか、無視を決め込んでいたはずの菅原さんが、見かねて「こうやれ」と、なんと自ら演技の見本を示してくれた。
大スターの厳しさの裏にあるプロとしての優しさ。関根は「そういう優しいところもあるのよ。だから最初のあいさつが間違いだった」と芸能界におけるあいさつの難しさをかみ締めた。
失敗から学ぶことの大きさを教えてくれるエピソード。ただ怒るだけでなく、最終的には演技の手本を見せてくれた菅原さんのプロフェッショナルな姿勢にも、昭和の大スターならではの懐の深さを感じた。





