ビックカメラ本店の場所、6割の人が秋葉原・新宿と勘違い 発祥は「群馬県」と判明

ビックカメラの本店がある街を、6割以上の人が「秋葉原」や「新宿」と勘違いしていることが判明。広報担当者は「1992年に池袋本店がオープンした」と、説明する。

2026/06/30 11:00

街を歩いていれば、自然と目に入るのがチェーン店。しかし「それらの本店がどこにあるか」までは、意外と認知されていないものである。

読者諸君は、ビックカメラの本店がどこにあるか、ご存知だろうか。


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■「秋葉原」「池袋」「新宿」「有楽町」の4択

Sirabee編集部では先日、全国の10~60代の男女617名を対象としたアンケート調査にて、「秋葉原」「池袋」「新宿」「有楽町」の4つの選択肢を用意し、「ビックカメラの本店はどこにあると思う?」という質問を行った。

ビックカメラ池袋本店
Photo:秋山はじめ/Sirabee編集部

なお、ビックカメラ本店があるのは、東京・池袋である。

調査の結果、最も多かった回答は正解の「池袋」(36.6%)、続いて「秋葉原」(34.7%)、「新宿」(20.4%)、「有楽町」(8.3%)と判明した。

「ビックカメラ本店はどこ?」グラフ

僅差ではあるものの、正解の「池袋」回答が最も多い結果に。しかし、じつはその前に「有楽町」を抜きにした3択で調査を実施した際は「秋葉原」が最も多い回答となった。

そして今回のアンケート回答結果を「性別ごと」に見ると、非常に興味深い傾向が分かる。

「ビックカメラ本店はどこ?」グラフ

男性の最も多い回答は「池袋」(43.4%)なのだが、女性の場合は「秋葉原」(42.8%)と、同率こそほぼ同じものの、異なる回答をしていることが判明したのだ。

「ビックカメラ本店はどこ?」グラフ

男性オタクの聖地が秋葉原ならば、女性オタクの聖地は池袋。男女ごとの最も多かった回答で、それぞれの街が逆転しているのは、何とも興味深い。

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■池袋を象徴するビックカメラ

ビックカメラ池袋本店
Photo:秋山はじめ/Sirabee編集部

そこで今回は、池袋という街とビックカメラの歴史をめぐり、ビックカメラ広報に話を聞いてみることに。

ビックカメラの歴史は1968(昭和43)年3月、群馬県高崎市にて設立された写真フィルムの現像所「高崎DPセンター」時代まで遡る。同センターでは、利用客の「早く写真を見たい」という要望に応えるべく、スピード仕上げサービスを提供していたという。

その10年後の1978(昭和53)年5月、池袋北口にカメラ及び関連商品の販売会社としてビックカメラを創業。写真の現像だけでなく、カメラ、ビデオカメラ、ビデオデッキ、テレビなど利用客の要望に合わせて関連する取扱商品を拡充し、時代の変化に対応していく。

そして1980(昭和55)年、株式会社ビックカメラが設立。「池袋北口店」として、ビックカメラ(高崎)の東京支店を引き継ぐ形となったのだ。

さらに時は流れ、我々がよく知る「池袋本店」がオープンしたのは、平成の世・1992年。

ビックカメラの広報担当者は「当社として初めての大型店の出店であり、布団やお酒など家電以外の商品の取り扱いを開始し、品揃えを大幅に充実させたのが池袋本店となります」と、説明している。

JR池袋駅
Photo:秋山はじめ/Sirabee編集部

また、担当者からは「2025年3月より、JR池袋駅山手線の発車メロディとして、『ビックカメラのテーマソング』を採用頂いております」との回答も得られている。

池袋という街にとって、ビックカメラが「無くてはならない」象徴的な存在であることが窺えるエピソードではないだろうか。

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■秋葉原、新宿、有楽町も負けてない

しかし池袋以外にも、負けず劣らずの大型店舗が存在する。特に、先述のアンケートの選択肢となった店舗は、どこが「本店」を名乗っても違和感が無いレベルの高さである。

多くの人が「本店」と誤解した秋葉原の「ビックカメラAKIBA」は、電気街口を象徴するランドマークのような存在。中央通りが歩行者天国を実施する日曜日は特にその存在が際立ち、同店舗の前で写真撮影をする観光客も多い。

ビックカメラAKIBA
Photo:秋山はじめ/Sirabee編集部

その魅力について、ビックカメラ広報は「秋葉原は現在、世界の『AKIBA』として、多くの海外からのお客様にお越し頂く街となっております。当社『ビックカメラAKIBA』も海外のお客様の構成比が高く、お土産品やゲーム、フィギュアなど、海外のお客様に人気の商品を多く揃えております」と、説明している。

回答率では池袋・秋葉原に一歩及ばないものの、2割の人が「本店」と誤解した新宿では、駅の東口側、西口側それぞれに大型店舗を構えている。

ビックカメラ新宿東口店
Photo:秋山はじめ/Sirabee編集部

それぞれの特徴について、広報担当者は「新宿東口店は場所柄や、同じ建物にユニクロ様やDAISO様が入っていることから、若い年齢層のお客様や、海外の方が多くなっております。新宿西口店は小田急ハルクの中に入っており、お客様の年齢層が東口より高めとなっており、落ち着いた雰囲気でゆったりとお買物頂けます」と、説明する。

また、駅前には「新宿東口駅前店」という店舗があり、こちらも小型ながら目立つビジョンから、ランドマーク的な役割を果たしているのだ。

最も回答率が低かったものの、JR有楽町駅を出てすぐの場所にそびえ立つ「有楽町店」は、ビックカメラ一番の旗艦店。メディア露出の機会も多い店舗で、「テレビで見るビックカメラ=有楽町店」というイメージが強い人も多いかもしれない。

ビックカメラ有楽町店
Photo:秋山はじめ/Sirabee編集部

なお、2006年にプレイステーション3が発売された際は、大勢の人が同ハードを求めて小売店に押し寄せる様子がニュースで報じられた。その際、一般男性が放った「もう、物売るってレベルじゃねえぞ、オイ!」という伝説の名(迷?)言が誕生したのが、この有楽町店である。聖地ってレベルじゃねえぞ!

同店舗の特徴について、広報担当者は「最大級の売場面積に、最大級の品揃えを誇ります。有楽町という土地柄、最先端商品へのアンテナが高いお客様が多く、話題の新製品への注目度が高い傾向にあります。1階のイベントスペース(ピロティ)では、様々な最新商品のお披露目イベントを実施してまいりました」と、説明していた。

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■リニューアルしたばかりの池袋本店

そして改めて紹介したいのが、我らが「池袋本店」である。じつは、同店舗を含む「池袋カメラ・パソコン館」「池袋西口店」の3店舗は、2025年秋にリニューアルしたばかり。

ビックカメラ池袋本店
Photo:秋山はじめ/Sirabee編集部

その特徴について、ビックカメラ広報は「お客様層として、これまで30代以上の男性の方が多かったのですが、池袋にお越しの若い女性のお客様が入りやすいようにしつつ、勿論これまでお越し頂いているお客様もより店内で過ごしやすく、商品を選びやすいように、各店舗でリニューアルを実施いたしました」と、説明する。

続けて「また、今年3月には池袋4店舗目の新店舗として『池袋西口IT tower店』をオープンいたしました。従来のビックカメラとは一線を画す、体験・提案に注力した『ライフスタイル特化型専門店』です。ぜひご注目ください」と、新店舗について説明してくれた。

さらに、ビックカメラは26日より、創業の地・池袋の夏を最高に盛り上げる池袋限定のお祭り騒ぎ「池袋大感謝祭~池祭~」を開催中。

毎日誰かに「10万円分のビックポイント」が当たる特典や、池袋地区限定の最大 10%のポイントアップ企画、ビックカメラで一番お得な支払い方法「ビックカメラ Suica カード」がさらにお得になる特典など、太っ腹な施策が多数行われているのだ。

たとえばエアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、カメラ、レンジ、炊飯器、掃除機、空気清浄機などの家電を始めに、パソコン、 ゲーミングパソコン、PC 周辺機器、ここには挙げ切れないほど多数の商品が20%(通常 10%+10%ポイントアップ)ポイントサービスの対象となっている。

買い物を検討している人は、ぜひ池袋のビックカメラに足を運んでほしい。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2026年2月24日~3月1日
対象:全国10代~60代男女617名(有効回答数)
グラフの割合は数点以下第2位を切り捨てているため、合計しても必ずしも100とはならない。

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