愛犬を救うタイムリミットは72時間! ただのガールズ戦闘モノじゃない映画『スーパーガール』が描く新たな姿
〝アクアマン”ことジェイソン・モモアも賞金稼ぎ役で登場の『スーパーガール』が公開中。

その名のとおり「すごい女の子」こと『スーパーガール』が絶賛公開中。
昨今、スーパーヒーロー作品を含め、「戦う強い女性」を主人公に据えた作品も増えていますが、本作は一般的な〝ガールズ戦闘モノ”とは一線を画す印象です。
スーパーガール役のミリー・オールコックが「自分自身が自分のヒーローになれる。それを決めるのは自分自身」と語るように、男女の性別を超えた「ヒーロー」の在り方について考えてみましょう。
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■1958年登場のスーパーガール

スーパーガールは、DCコミックスに登場するキャラクター。クリプトン星出身で、訳あって地球にやって来た設定です。
同じくDCコミックスのスーパーヒーロー、スーパーマンのいとこにあたり、1958年発表のコミック『スーパーマン』の中で、はじめて世に姿を現しました。
以来「スーパーガール」は度々実写化されてきましたが、今回は、ジェームズ・ガン監督が手がけた2025年の『スーパーマン』のその後の世界が舞台になっています。
■自由に旅する日々が

愛犬クリプトとともに、惑星から惑星へと旅をするスーパーガールことカーラ・ゾー゠エル(ミリー・オールコック)。時折、地球にいるスーパーマン(デヴィッド・コレンスウェット)から「いつ帰ってくる?」と連絡が入りますが、カーラは気ままな生活を止めるつもりはないようです。
ところが、クリプトが毒矢を当てられたことで、事態は急変。その矢を放った凶悪集団ブリガンズのリーダー、クレム(マティアス・スーナールツ)のみが解毒剤を持っているのです。
全身に毒が回ってしまったクリプトを助けるのに、残された時間は72時間。カーラは、クレムの行方を追うのですが…?
■復讐と救済、その違い

クレムを追うカーラに、少女ルーシー(イヴ・リドリー)と、賞金稼ぎロボ(ジェイソン・モモア)という仲間が加わります。
特に、家族をクレムに殺されたルーシーを突き動かしているのは、強い復讐心。一方のカーラが優先するのは、復讐よりもクリプトを救うこと。
同じ敵を追いながらも、2人の目的は大きく異なっています。
カーラが救済を目的にする背景には、故郷クリプトン星の消滅があります。自分の力だけではどうにもならない絶望を知っているからこそ、彼女が目を向けるのは復讐ではなく、いまなお救える存在なのでしょう。
そうしたカーラの姿にこそ、本作が描く新たなヒーロー像があるのです。
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『スーパーガール』
全国公開中
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(文/Sirabee 編集部・尾藤 もあ)




