阪神・森下翔太が球審への暴言で退場 田尾安志氏が苦言「自分が損する」「チームにとってマイナス」
球審への暴言でプロ初の退場処分を受けた阪神・森下翔太。田尾安志氏は「今は審判の威厳が重要視される。審判には敬意を表するって態度が必要になってくると思う」と語る。
2026/06/08 08:00

元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の田尾安志氏が6日、YouTubeチャンネル『田尾安志【TAO CHANNEL】公式YouTube』に出演。同日の楽天戦で退場処分を受けた、阪神タイガースの森下翔太外野手についてコメントした。
■球審への暴言で退場
5回2死1塁の場面、打席に立った森下は空振り三振に倒れると、眞鍋勝已球審に暴言を吐き、プロ初の退場処分を受けた。森下は初球の内角球、3球目の外角低めのストライク判定に、不満げな表情を見せていた。
眞鍋球審は試合後の取材で、暴言の内容について「具体的な言葉は、彼が言った言葉ですから彼に聞いてください」とし、「警告はしました、1度ね。『もうそれ以上言うな』と。それでもまだ続けたので退場に、ということ」と説明した。
■「敬意を表する態度が必要」
田尾氏は「2ストライク目の低めの真っ直ぐは、森下はボールだと思ったんでしょうが、ストライク判定。次のフォークを振って三振となり、思うようにいかないモヤモヤした気持ちが球審への暴言になったのではないか」と推測する。
その上で、現代野球における審判への接し方について次のように持論を展開。「今は審判の威厳が重要視される。僕らの頃は文句を言う人も多かったが、退場まではいかなかった。けど、アメリカのやり方を日本もまねして、審判には敬意を表するって態度が必要になってくると思う」と述べた。
■退場はチームにとってマイナス
試合は阪神が1対0で勝利したが、チームの主軸である森下の退場は1歩間違えれば勝敗に直結するリスクを孕んでいる。
田尾氏は「自分の心を乱すことによって、自分が損をする。退場になればチームにとってもマイナスになる。その辺りの自覚を持って、これからは審判にも接してもらいたい」と伝えた。
前日の大量得点から一転して1点を争う緊迫したゲームとなったなかで露呈した、若き主砲の精神的な課題。連勝の喜びの裏で、森下にとっては今後のプロ生活における猛省の1日となった。




