ズッキーニで食中毒を起こす恐れ 「ゾッとしました」「命拾いした思い」見分け方は…
ズッキーニによる食中毒について、野菜のプロが改めて注意喚起。実際に経験した人からは「ゾッとしました」とのメッセージが…。
2026/06/01 05:45

夏野菜の代表として食べ頃を迎えるズッキーニだが、じつは食中毒の恐れも…。以前、「野菜のプロ」として活動する青髪のテツ氏が公式Xにて注意喚起していた。
■ズッキーニで食中毒、判別方法は…
テツ氏によると、「強い苦味のあるズッキーニは…捨ててください!」とのこと。
過去にも何度か注意喚起を行っており、理由については、苦味成分の「ククルビタシン」と呼ばれる毒素によるもの。これは「加熱しても消えません」と説明している。
その判別方法は「ズッキーニを切ったら切口を触ってなめてみましょう」とのことだ。すぐに体調に変化がない場合でも、「摂取量次第で食中毒を起こしてしまいます。他の人にも教えてあげて!」と呼びかけていた。
■「命拾いをした思い」感謝
また、とあるユーザーは実際に「苦味があるズッキーニを食べた」体験談も。
このユーザーは「先日、購入したズッキーニを調理し始めたときにふと食中毒のポストを思い出して、ほんの少しかじってみたところ、まるで青い渋柿を食べてしまったかのような強烈な渋味を感じました」と、かなりの苦味を感じたという。
かじった後は飲み込まずに吐き出し、すぐに口をゆすいだものの「直後から口内と唇が痺れて1時間ほど苦痛を味わいました」と症状に悩まされた。
そのため「毒見(味見)をせずにそのまま調理して食卓に上げてしまっていたらと思うとゾッとしました」と驚いた様子。
「本当に命拾いをした思いです。もっとこの情報が周知されるよう、売り場などにも注意書きがあったらいいのにと思いますが、青髪のテツ様には感謝の思いでいっぱいです」とつづっていた。
■「知らなかった」「必ず確かめます」
青髪のテツ氏のポストに、ユーザーからは「具体的なエピソードがあると記憶に残りやすいので、このフォロワーさんにも感謝ですね!」「これは知っておいていい情報」「ズッキーニよく食べるのに、ズッキーニの天然毒知らなかった」「調理の際には必ず確かめます!」といった声が。
また、「ゴーヤなんかもれなく全部苦い」とのコメントに、青髪のテツ氏は「ゴーヤは違う苦味成分なんです!」と返答している。
■農水省も呼びかけ
「ククルビタシン」はウリ科の植物に特有のステロイドの1種。通常はあまり含有量が多くないが、まれに多量に含まれているものも。
農林水産省でも、「ククルビタシンを多量に含むウリ科植物を食べることで腹痛、下痢、嘔吐などの症状を引き起こすケースがあるので、普段とは違った強い苦味を感じた場合は食べないことが大切です」と呼びかける。
なお、同じウリ科であるゴーヤの苦味については、「これは『モモルデシン』という成分によるもので、食欲増進と血糖値を下げる働きがあります」と解説している。
ズッキーニは人気の野菜なだけに食中毒の可能性があると知って驚いた人も少なくないだろう。安全に注意して、美味しく食を楽しみたいところだ。
この記事は2025年8月1日に公開された記事を編集して再掲載しています。
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