巨人・阿部前監督の騒動で「チャットGPTに相談」が話題 「時代を感じる」と驚きの声
巨人・阿部慎之助前監督めぐる報道で話題を集めた「ChatGPT」。ネットの反応は…。

巨人・阿部慎之助前監督の辞任をめぐる一連の報道で、思わぬ形で注目を集めているのが、家族間のトラブルを対話型AI「ChatGPT」に相談していたという経緯だ。
■ChatGPTが“最初の相談先”に
報道によると、阿部前監督の長女は当初、ChatGPTに相談。その結果、「匿名で相談できる児童相談所」があると案内され、電話相談をした後、児童相談所側から警察に通報されたという。
その後、謝罪会見では代理人を通じて長女の手紙が読み上げられた。手紙では、報道内容と事実が異なる点があるとしたうえで、ChatGPTに相談した経緯についても説明。児童相談所に電話したものの、警察に通報されることは本人にとっても想定外だったという。
■AIへの悩み相談が話題に
近年はSNSなどで「チャッピー」と呼ばれるなど、ChatGPTは利用者にとって身近な存在になりつつある。人には話しづらい悩みがある一方、検索では自分に合う答えを見つけにくいこともある。会話しながら悩みを整理できることから、“最初の相談先”として選ばれる場面も増えているのかもしれない。
今回の報道を受け、ネット上では「時代を感じる」といった驚きの声が上がっている。なかには、自身もChatGPTに恋愛相談をしているという反応もあり、AIを悩みの相談相手として使う感覚は一部で広がっているようだ。
一方で、相談先を知る入口としては有効と受け止める声がある一方、「AIの回答をどこまで参考にすべきか」「判断を委ねすぎるのは怖い」といった慎重な意見も見られた。
また、AIそのものの是非だけでなく、その後の受け止め方や相談窓口側の対応に関心を寄せる声が出ている。
■対話型AIを活用している人は約7割
XではAIへの相談を若い世代特有の行動と見る声もあるが、対話型AIの利用そのものは若い世代だけに限らない。
Sirabee編集部が全国の10代〜60代以上の男女776名を対象に調査したところ、全体の66.4%が「ChatGPTやGeminiなどの対話型AIを使用している」と回答した。世代別では10〜20代が最も高く75.3%、最も低い60代以上でも40.4%という結果になっている。

中には仕事上でAIツールを使用する人も含まれているが、対話型AIが多くの人にとって身近な存在になりつつあることは間違いなさそうだ。
ちなみに、2023年8月に編集部が対話型AIの利用について調査した際、利用率は30.3%だった。およそ3年で、利用率は倍以上に伸びている。
今回の報道で注目されたのは、ChatGPTが「調べもの」ではなく、悩みを打ち明ける相手として使われていた点だ。利用者が広がるなかで、「まずAIに聞く」という行動は身近になりつつある一方、その先で思わぬ展開につながる可能性も浮き彫りになった。
■執筆者プロフィール
二宮新一:Sirabee編集部員。年間700本以上のエンタメニュース、グルメ・レシピ、商品レビュー記事を執筆。
芸能人愛用のグッズやインフルエンサーおすすめグルメ、料理研究家のレシピなど、気になる情報をわかりやすく届けるのがモットー。記事を通じて「読んでよかった」と感じてもらえる瞬間を大切にしています。
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(文/Sirabee 編集部・二宮 新一)
調査対象:全国10代~60代の男女671名



