吉井理人氏、伊良部秀輝氏も提唱の“一流投手”の共通点 佐々木朗希も実践の下半身の動き
吉井理人氏と三浦大輔氏が語る、良い投手の共通点。伊良部秀輝氏も指摘していて…。

元千葉ロッテマリーンズ監督の吉井理人氏と、元東京ヤクルトスワローズ監督の古田敦也氏が12日、YouTube『フルタの方程式』に出演。「良いピッチャーに共通する投球フォーム」を語った。
■佐々木朗希らのフォームに言及
動画では元横浜DeNAベイスターズ監督の三浦大輔氏がピッチング理論を古田氏と吉井氏の前で披露。
そのなかで古田氏が、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希などが実践している、足を上げてステップした後、膝を曲げる通称「女の子座り投法」について言及した。
佐々木氏を指導していた吉井氏は「あれがバッターのタイミングが取りづらいのかなと思っていて。着地する寸前にまた、フっと上げるでしょ」とコメント。古田氏も「あれはタイミングが取りづらいと思う」と語った。
■伊良部秀輝氏が遺した理論
吉井氏は「メジャーにいるころに、伊良部から言われたんだけど、『吉井さん、いいピッチャーは、脚がつく瞬間に一回浮き上がるんですよ』と。大リーグの良いピッチャーを見たら、みんなつく瞬間にバーンって上がってきて、踏み込んで、そのパワーで投げてくる」と振り返る。
三浦氏も「やっぱり軸に乗っていないとそれはできない。頭が先にいくともうその動きはできないと思う」と指摘すると、古田氏も「難しいよね」とコメントした。
■西口監督、槙原氏も同じ動き
吉井氏は埼玉西武ライオンズの西口文也監督や元読売ジャイアンツの槙原寛己氏の名前を挙げ、「良いピッチャーに見られる共通点」という見方を示す。
話を聞いた三浦氏は「僕が教えてもらったのは、サード側に脚を踏み出すと、ヒップファーストになる」と、足をサード側に1回だして、回すように踏み出すと、「良い球が行く」と語っていた。
■ヤンキースでプレーした伊良部氏
今回名前の挙がった伊良部氏は1994年のオールスターゲームで159キロを記録するなど、平成期のピッチャーとしては屈指の剛速球投手だった。1996年にはニューヨーク・ヤンキースへの移籍騒動が起き、98~99年に2年連続二桁勝利を上げた。
メディア嫌いだったことから誤解を受けたが、実は非常に論理派で、ピッチング技術に精通していたといわれている。また、人柄も良く、若手から慕われ、同年代の吉井氏や下柳剛氏とも親しかった。
伊良部氏が語り、吉井氏が納得した理論は非常に説得力のあるものだった。




