巨人3軍元監督・駒田徳広氏、対戦してわかった“ソフトバンクとの差” 「向こうは全然サインがない」
駒田徳広氏が巨人3軍監督時代に見たソフトバンクとの違いや、指導で感じた「ジレンマ」を語った。

元読売ジャイアンツ・横浜ベイスターズの駒田徳広氏が1月30日、元南海ホークスの江本孟紀氏のYouTubeチャンネル『エモやんの、人生ふらーりツマミグイ』に出演。巨人3軍監督時代に垣間見た「福岡ソフトバンクホークスとの差」を語った。
■現代の指導を語る
江本氏から「現代野球の指導」を質問された駒田氏は「昔ながらにつきっきりでやっているパターンもあれば、ラボ(研究室)のようなものがあってそこの意見を踏まえ映像を見せるようなスタイルも」と説明。
さらに「日本ハムなんかは、やっぱりシステムが先という感じで。アメリカみたいなチームが増えてきている部分もあると思うんで。ジャイアンツは、『どっちに行きたいんかな』とちょっと思ってしまった」と語った。
■試合で感じたソフトバンクとの違い
その後、駒田氏は巨人3軍について「強かったですよ。でも3軍でもセ・パの違いっていうのが野球に出てくるのかなと感じた」と明かす。
また「ソフトバンクと試合をしていても我々のほうが(試合で)勝つ確率は高かった」と話しつつ、ソフトバンク選手のパワーが際立っていたと指摘。
■ソフトバンクはサインなし
駒田氏はさらに「こっちは『ああ、バントしなきゃあかんのかなやっぱり』とか、どこか戦略的なことをやって勝たなあかんなっていう気になってしまう」と回想。
続けて「向こうは全然何のサインもなくバンバン打っとるだけで、バンバン放っている(投げている)だけで。そこはわれわれも考えなければいけないんだけど、やりきれていない部分」と、のびのび育てているソフトバンクと、3軍とはいえ小技も駆使して勝利を目指す巨人の方針の違いを語った。
■独立リーグなどと1年間試合
ソフトバンクと巨人はともに3軍を持ち、BCリーグ・四国アイランドリーグplus・日本海リーグ・九州アジアベースボールリーグといった独立リーグ球団や社会人野球企業・クラブチーム、大学野球部、3軍チームなどと試合をしている。
選手は育成契約者が中心で「まずは2軍」を目指して日々試合をしているが、1軍のスターになる選手は一握り。そのため存在を疑問視する声があり、ドラフト時に「育成ではプロ入りさせない」と宣言している学校もある。(社会人野球は育成指名対象外)。
3軍の指導や存在意義もチームによって考え方が異なるため、「正解」は不明だがソフトバンクと巨人では意識が異なっているようだ。




