相模鉄道、総重量400kg「使用済み自動改札」を販売して話題 「業界初」の販売経緯を聞いた
相模鉄道が、使用済の自動改札機を販売するとして話題に。総重量・約400kgの商品に対して「玄関に設置したい」など、称賛の声が上がっている。
■それにしても相鉄、ノリノリである
当該の商品販売の経緯について、広報担当者は「相模鉄道ではかねてから鉄道ファンに向け、鉄道車両の部品や駅の備品などの販売やオークションなどを行ってまいりました」と、説明する。
続けて、「その中で現在、相模鉄道では2025年度から2カ年で自動改札機の更新工事を実施しており、社内で『鉄道ファンに向けて販売してみたら面白いのではないか』という意見が上がりました。また、相模鉄道が調べた中で自動改札機本体を販売することが『鉄道会社の中では初めての取り組み』ということで、『新たな価値の創造に繋がる』という発案があり、今回の販売に至りました」と、語ってくれたのだ。
それにしてもこの鉄道会社、ノリノリである。
■1機につき「約200kg」と判明
商品の販売数は2機を予定しており、2機購入することで、実際に駅に設置してある「1通路」として見立てることが可能に。

広報担当者は、「数十年来に渡り、相鉄線の各駅で使用されていた自動改札機となります。販売にあたり、ICカードをタッチする部分(ICモジュール)や自動改札機 制御板など、セキュリティに関係する部分の一式は『取り外して』販売いたします。自動改札機メーカ、関係機関には販売可能の確認を取っております」と、その詳細を説明する。
なお、気になる重量については「商品の特性上、超重量商品となり、1機:約200kgです」とのこと。自動改札機ってそんなに重かったのか…。
■購入にあたって注意点も
当該の商品は10月11日(土)、12日(日)に 東京・お台場にて開催される 「第32回 鉄道フェスティバル」会場で、メーカーや価格が公表される。
自動改札機本体は会場には持ち込めないため、相模鉄道からは「写真で状態を確認頂きます。引き渡しについては後日、相模鉄道指定の場所にて行います。お客さまご自身で、運搬手段をご準備ください」とのコメントが得られた。
なお、イベント当日は告知のみで、その後の販売方法は未定だという。
担当者は「先日開催されたYOKOHAMA トレインフェスティバル 2025にて販売告知を行ったところ、多くのご反響を頂き、販売方法を見直し後日お知らせいたします」とも説明している。

前出の通り、超重量商品となるため、購入は計画的に。また、長期間活躍してきた機器のため、写真では判別できない部分も含め、商品の一部欠落や不足、キズ、汚れ、破損等が生じている場合があることも頭に入れておきたい。
その他、詳細は鉄道フェスティバル会場にて告知されるそうなので、気になる人はぜひ会場に足を運んでみよう。
■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所や鉄道会社に太いパイプを持つ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)




