弱冷房車、3割が廃止求める 「絶対廃止」の切実な声は60代が最多

あまりの暑さと湿度のため、しばしばSNSで話題となる弱冷房車の問題。「廃止してほしい」と願う人の割合は…。

弱冷房車

全国的にはまだ梅雨真っ只中だが、真夏日を超える地域も出てきている今日この頃。これが梅雨明けして夏本番になったらどうなってしまうのか、今から心配している人も少なくないだろう。


画像をもっと見る

■夏の気温は温暖化で上昇

気象庁のデータによれば、東京の夏の平均気温は150年間で2℃以上上昇。とくに、ここ50年では1℃上昇している。地球温暖化の影響か、かつての常識が通用しない状況が急速に進んでいる印象だ。

そんな中、SNSなどでしばしば話題となるのが、鉄道における弱冷房車の問題。体温の調節が難しい人にニーズがある一方で、外から汗だくで乗り込んできた人の中には、ムワッとした生暖かさに耐えられないとこぼす人も見られる。

世間は、弱冷房車についてどのように感じているのだろうか。

関連記事:「強冷房車」要望の声あふれる 夏を間近に“電車の空調問題”が物議

■3割弱が廃止求める

Sirabee編集部が、6月8〜9日にかけて全国10〜60代男女950名を対象に弱冷房車について調査したところ、「絶対廃止してほしい」と答えたのは5.4%。「できれば廃止してほしい」が22.1%。

72.5%と圧倒的多数は「廃止しなくてよい」と回答した。ただ、3割弱が嫌がっているというのは少なからぬ数字とも言える。

弱冷房車


関連記事:関東は高温多湿で「弱冷房車」議論再び 廃止を求める一方「なくなったら困る」の声も

■「絶対廃止」は60代が最多

今回の調査結果では、男性では絶対廃止派が7.1%と女性の3.9%を大きく上回り、できれば廃止派も23.5%と女性の20.9%を上回っている。男性のほうが暑がりな人が多く、女性は冷え性も多いためだろう。

一方、年代による差はあまり見られない。代謝の良い若い世代のほうが暑がりかと思うとそうでもなく、むしろ「絶対廃止」を求める人は60代で6.6%と最も多くなった。

弱冷房車


関連記事:法整備も検討される「子供の声」は騒音なのか 8割を超えた回答は…

■執筆者紹介

タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)

・合わせて読みたい→「強冷房車」要望の声あふれる 夏を間近に“電車の空調問題”が物議

(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年6月8日~6月9日
対象:全国10代~60代男女950名(有効回答数)

【Amazonセール情報】ココからチェック!