残雪の大雪山に7月の「花シーズン」到来 北海道のガーデンが観光アピール
北海道・上川町の「大雪 森のガーデン」で夏の花々が見頃を迎えている。
■草花は日々変化も

同町から指定管理を受けている同ツアーズが入園者に行ったアンケート調査によると「命の洗濯ができた」「癒されました」「涼しく歩けた」「風が心地よい」など、自然の起伏をそのまま生かしたガーデンの設計が、特に高く評価されているという。
同ツアーズの為国義徳事務局次長は、遅咲きゆえに長期間鑑賞できるメリットを強調。
同社員の田川雅己さんは、春から秋への経過で草花が日々変色し「あれ、ここどこだっけ?」と同じ光景の様変わりにリピーターすら驚くことも、珍しくないという。「スルメと同じです。噛めば噛むほど味が出るんです」
■国内とインバウンド観光復活へ

同ガーデンは「北の山岳リゾート」を目指す上川町が、都市と農村を結ぶグリーンツーリズム、人口減と過疎化で停滞した北海道の3大温泉街・層雲峡への集客を促すツールとして造成。2013年にプレオープンし、今シーズンで節目の10年目を迎えた。
2021年の入り込み数は1万3000人とコロナ直前の2019年に比べ6割減と最低レベルに落ち込んだだけに、関係者は国内のリピーターはもとより、全体の3分の1を占める海外からのインバウンド復活を切に願う。
売りの一つは高地ゆえの涼しさ。地上と比べ気温は3、4度は低いといい、層雲峡観光協会の中島慎一事務局長は「7、8月でも大雪山に所々、残雪がある。涼しさ体験はいかが?」と内外にアピール。
■寒暖差80℃体験も
同町内には真夏でも氷点下41℃を体感できる屋内の氷の体験美術館「アイスパビリオン」があり、冬ぞりをしながら寒暖差80℃を同時に体験できる。
ガーデンの開園期間は10月10日まで。7月24日には、「道北最大級」と銘打ったダンスミュージックが特設会場で開かれる。
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(取材・文/Sirabee 編集部・渡部宏人)






