「ナイアガラの滝に車が…」 緊迫の救出劇で勇敢なレスキュー隊員に称賛の嵐
大変危険な状況下でも、人命救助を試みたヘリのパイロットと救助隊員。その冷静さと勇気に人々は驚いた。

世界三大瀑布のひとつで、北米大陸では最も有名な滝であるナイアガラの滝。そこで、驚くほど緊迫した救出劇が繰り広げられたことを、アメリカの『TMZ』や『USA TODAY』などが報じている。
■今にも流されそうな車
カナダ・オンタリオ州とアメリカ・ニューヨーク州の国境にまたがり、水量がじつに豪快なナイアガラの滝。多くの人が「一度は訪れてみたい」という憧れの観光地でもある。
そこで8日、「1台の車が滝から落ちる寸前のところで浮いている」という驚きの通報が入った。当時の天候は吹雪。川の流れが速いうえ、目の前には断崖絶壁の巨大な滝が迫り、その状況は多くの観光客たちを震撼させた。
■レスキュー隊がロープ1本で…
その場に居合わせた人々が手に汗握り見守る中、到着したのはレスキュー隊による1機のヘリコプターだった。
強風と荒波で機体は大きく揺さぶられたが、ロープを伝いながら隊員1名がゆっくりと降下。車への接触に成功すると、隊員はドアを開けて車内にいた女性の救出を試みた。
■警察は多角度で捜査中
しかし、車中の女性は死亡。ナイアガラ・フォールズ州立公園警察署によると、すでに意識がなく、心肺停止の状態だったという。
氏名・住所その他の情報も得られておらず、なぜ滝に向かう川に車が転落したのか、事件・事故・自殺など、あらゆる可能性も含め調査が進められている模様だ。
また、このたびのケースをきっかけに、暴風雨や暴風雪のなか滝の目の前で立ち往生している車両があった場合、どのようにして引き上げれば安全かを、改めて検討したいとしている。
■「レスキュー隊かっこいい」
吹雪のなか、ヘリコプターを一定の場所にホバリングさせるのも相当な技術が必要だ。もしもその状況で隊員ロープから振り落とされ、極寒の川に転落してしまえば、あっという間に滝つぼに飲み込まれていただろう。
大変危険な状況にもかかわらず、人命救助を試みたヘリのパイロットや救助隊員の冷静さと勇気に、見守る人々は驚いたという。
世間からも「レスキュー隊かっこいい!」「子供たちが憧れるのも納得」「命がけで救出にあたったレスキュー隊の皆さんに大きな拍手」などと、称賛の声が相次いでいる。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)






