『コバエがホイホイ』シール剥がさず使っても効果あり? アース製薬に聞いてみると…
『コバエがホイホイ』を中蓋シールを剥がさず使うとどうなる? アース製薬に聞くと意外な秘密も明らかに。
2021/07/07 06:45
■「コバエ」は小さなハエの総称

アース製薬に話を聞いたところ、まず「コバエという種類の虫はいません」とのこと。というのも、ショウジョウバエやキノコバエ、チョウバエなど小さなハエを総称としてコバエという言葉が使われているそうだ。コバエは主に4種類に分類される。
ショウジョウバエ類は体長2~3.5㎜で複眼が赤く体色は黄赤色~黒色をしている。生ゴミに発生し、食品にたかり特に腐った果実を好む。ノミバエ類は体長1~5㎜で黒褐色。腐った食物やゴミに発生し、俊敏に動き回るのが特徴だ。
クロバネキノコバエ類は体長2~4㎜で灰黒色をしており、観葉植物や腐葉土に発生。雑食性で植木鉢の土に生えるキノコ・観葉植物そのものだけでなく動物質も餌にする。
チョウバエ類は体長1~5㎜で全体に灰褐色。浄化槽、排水口、グリーストラップに発生する。体表が毛でおおわれており、日中は動かず、静止時は翅を広げたり屋根型にたたみ夜に活動する。
■赤い色を好む習性

コバエがホイホイは赤い色をしているが、ショウジョウバエ類は赤い色を好む習性があるそうだ。さらにコバエがホイホイの特長的な形である角状の突起は、コバエがそういった突起の先端に止まりやすい「とまり木効果」を利用したものだという。
併せて溝や突起に沿って歩く性質もあるので、容器にある溝、突起をガイドのように中へ中へ導かれていき、内部にある誘引液がたっぷりしみ込んでいる角切りゼリーにショウジョウバエはもぐりこんでいって捕獲されてしまうとのことだ。
中蓋シールが外されていないと捕獲・駆除はできないが、「赤い色」と「独特の形状」から容器自体にもコバエを集める効果はあるので、コバエがホイホイに集まったおかげで「いなくなった」と感じた可能性も…ゼロではないかもしれない。
■乾いた場合は水を
アース製薬によると、コバエがホイホイは1ヶ月程度効果が持続するが、使用終期は環境によりゼリーがカラカラになる場合があるという。その際は水を含ませてあげると多少復活するそう。
コバエが寄ってきそうなゴミ箱の近くに置くと効果が高いそうで、忌避剤や殺虫スプレーなどを併用し、少しでもコバエが発生しにくい環境を作ってあげるとよいとのことだった。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)






