TikTokの失神チャレンジに感化され… 12歳男児が自宅で脳死状態に
危険なチャレンジ動画に感化された男児が、真似をして脳死状態に。見守るしかない家族は、悲しみに暮れている。
SNSを通し、新しい趣味を開拓して楽しんでいた男児。しかし、ある動画に夢中になったせいで大変な事態に陥ったことを、『New York Post』など海外メディアが報じている。
■優しい性格だった男の子
米国・コロラド州で暮らしていたある男の子(12)は、とても優しく正義感も強かった。病気の人がいると知れば祈り、学校で誰かがイジメを受けていれば果敢に立ち向かう。
困っている人がいたら真っ先に手を差しのべるタイプだったことから、家族もその姿勢に感心していたのだという。
また普段はインターネットが好きで、様々な動画を見て楽しんでいた。好きな動画を見つけ視聴することで、幼いながらもいろいろなことを吸収していたようだ。
■危険動画で狂った運命
インターネットに夢中になった男の子は、たびたびSNSを利用し趣味を広げるように。その影響は大きく、いつの間にか料理、ギター、さらには演技にまで興味を持ち取り組むようになった。
その一方で男の子はTikTokにはまり、失神チャレンジ(ブラックアウトチャレンジ)と呼ばれる動画にも熱中するように。気絶するまで窒息に耐えるというひたすら危険なチャレンジ動画だが、男の子は魅了され、「僕もやってみたい」と思うようになった。