幼児への痴漢疑惑で殺された父親 性暴行被害者だった実の娘は容疑者を支持
親にはあらゆる危険から我が子を守る責任がある。ところが、その親が鬼畜の小児性愛者だとしたら…。

父親が小児性愛犯罪者で、自身も家庭内で被害を受けていたという女性。最近その父親が殺害される事件が起き、自身の屈辱的な過去と心身に残る深い傷について告白し、話題になっている。
■庭先に遊具を設置
米国・ネブラスカ州のオマハで5月14日、マッティオ・コンドルチという小児性愛者の男が殺害された。
コンドルチは、幼い子供が暮らしていないにもかかわらず自宅の庭先に遊具を設置。そこに集まってくる子供たちをニヤニヤしながら見つめていたため、地元の自警団に所属するジェームズ・フェアバンクス容疑者は怪しんだ。
そして犯罪歴などを調べるうちにコンドルチが小児性愛者だと知った容疑者は、カッとなって銃を手にし、殺害してしまったという。
■19歳まで続いた地獄の日々
コンドルチにはアマンダさんという娘がいて、2歳の時に母親が出て行くと、実の娘に対し恐ろしい性的虐待・暴行を繰り返すようになった。アマンダさんは自宅から離れることを許された19歳の時まで、地獄のような日々を過ごしていたという。
そのアマンダさんが、コンドルチ殺害により第一級殺人罪に問われているフェアバンクス容疑者について支持を表明。メディアの取材に応じ、話題となっている。
■「私の祈りが叶った」
「父親に何年にもわたり強姦され、抵抗すれば殴られていました。私ばかりかいとこも性的暴行の被害者です」
「私は父親の死を強く願い、祈っていました。フェアバンクスさんがそれを叶えてくれたのです」
「あの鬼畜が死んでくれて嬉しい。しかも、この町の子供たちに安心で安全な環境が戻ったのです」
ジャーナリストのダイアン・ダイアモンドさんに、このように話したアマンダさん。オマハでは今、正義の名の下に自警団が人を殺すのは恐ろしい過ちだとしながらも、フェアバンクス容疑者の無罪放免を訴える運動が起きているという。
■周到で卑怯な手口
コンドルチは2006年に、交際相手の12歳の娘を強姦して実刑判決が下されている。被害者である少女の勇気ある告白でやっと投獄されたが、わずか2年で出所していた。
アマンダさんによれば、コンドルチの犯行の手口はいつも同じだったという。可愛らしい幼女を子に持つ寂しそうなシングルマザーに近づき、優しい相談相手となって自宅に招き入れさせ、親密になったところで幼い娘に魔の手を伸ばしていたのだ。
「このことを誰かに話したら…」などと被害者が脅される場合が多い小児性犯罪。アマンダさんがそうであるように、恥ずかしや恐怖から自分の身に起きたことを誰にも告白できず、専門家のケアを受けることがないまま成人するケースも非常に多いという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)







