じつは常温で日持ちする「備蓄食」をプロが推奨 コレは思い浮かばなかった…

「防災庁」の発足に際して、水や食料などを備蓄するよう緊急要請が。缶詰や非常食を思い浮かべがちだが、それ以外の備蓄のアイデアも…。

2026/11/02 12:00

11月2日の「防災庁」の発足に際し、細野豪志防災担当大臣が、国民や自治体、各省庁に対し、災害への備えを促す「緊急要請」を出した。

食料品の備えについて、食品を扱うプロたちが、備蓄に向いているとして推奨する食料について紹介していたので、この機会に改めて確認しておきたい。


関連記事:“最安値”1キロ70円の玉ねぎ 10分コレするだけで…栄養アップ術に「知らなかった」

■備蓄は缶詰だけではなく…

買い物袋・エコバッグ・野菜
Photo:sirabee編集部

緊急要請では、水や食料、携帯トイレを少なくとも3日分、できれば1週間分備蓄するよう呼びかけられている。

八百屋歴15年の「野菜のプロ」青髪のテツ氏は、「八百屋からひとつ提案です。備蓄は缶詰だけじゃなくて、野菜でもできます」と呼びかける。

常温で日持ちする野菜について、「玉ねぎ(風通しのいい場所で1〜2か月)」「じゃがいも(暗くて涼しい場所で1か月ほど)」「かぼちゃ(丸ごとなら1〜2か月)」「さつまいも(新聞紙で包んで常温)」を挙げ、「普段の料理で使いながら買い足していけば、それがそのまま『野菜のローリングストック』になります」と説明した。

「葉物野菜の備蓄はやはり難しいでしょうか」との質問も寄せられ、青髪のテツ氏は「冷凍ならいけますが、冷蔵庫がやられたときにすぐ傷んでしまいますね!」と返信している。

関連記事:かぼちゃを保存するときのNG、“逆”だと思ってた… カビや腐る原因に「だからか」

■「生で食べられるモノ」を

またほかにも、野菜や果物の備蓄のアイデアについて紹介する人も。「スーパーに常温で置いてある野菜や果物は、この季節なら1週間は持ちます」とし、「燃料系のストックが厳しいのであれば、生で食べられるモノを意識して持っておけば安心。その際は、アルコール消毒やポリ手袋の準備もお忘れなく」とも。

缶詰についても、緊急時にはストレスで胃腸の調子が悪くなる可能性があるとして、そのまま食べられるものや薄味のものを勧めている。

関連記事:野菜のプロが明かす店頭で売っている“にんじんの誤解” 「知らなかった」の声が続出

■元消防士が購入するもの

このほか、災害時の非常食をめぐっては、元消防士の“タイチョー”こと兼平豪氏が、災害に備えて自身が購入する食料品として、フルーツの缶詰、生タイプのインスタント味噌汁、パックご飯、野菜ジュース、粉末のうどん出汁のほか、シリアルの「シスコーン」を挙げる。

とくにシリアルについては、水分がなくても食べられ、栄養価が高く、さらに子供の気分転換用のおやつにもなることを説明していた。

関連記事:今、1袋あたり約300円も安いほうれん草、「この部分」捨てないで “甘くて栄養”があるって知ってた?

■水だけでも食べられるものも

料理研究家のリュウジ氏は、インスタントラーメンの「サッポロ一番」を水450㏄に浸して25分ほど置くことで、火を使わなくても水だけで麺が戻せることを解説。

付属の粉末スープも水に溶けるため、災害時のライフハックとして覚えておくことを勧めていた。

また、「じゃがりこ」は水やお湯でふやかすと、マッシュポテトになるというライフハックも。実際に東日本大震災の被災経験のある人からは、ドラッグストアに唯一、不定期に入荷していたじゃがりこをマッシュポテトにしてしのいだ経験を明かしていた。

非常食というと、保存性の高い缶詰や災害用の非常食を選びがちだが、野菜を備蓄にすることは思い浮かばなかった。それぞれの好みや家族構成などの事情に合わせて、選べる選択肢を増やしておくと、いざというときにも役立ちそうだ。この機会に改めて見直しておこうと思う。



関連記事:かぼちゃを保存するときのNG、“逆”だと思ってた… カビや腐る原因に「だからか」

■執筆者プロフィール

しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。

現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。

⇒書いた人の記事をもっと読む

・合わせて読みたい→“最安値”1キロ70円の玉ねぎ 10分コレするだけで…栄養アップ術に「知らなかった」

(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)

【Amazonセール情報】ココからチェック!