カズレーザー、サイバー攻撃で“今後起こりうる事態”を危惧 「矛先が…」「可能性もある」
GMOインターネットへのサイバー攻撃の報せを受けカズレーザーが私見。見えてきた理不尽な「構図」とは…。
■ハッカーから「交渉」メール
今回番組では、ここ最近連日ニュースになっている「サイバー攻撃」について紹介。中でも「GMOインターネット」への攻撃では、顧客情報の流出やFX口座の不正取引が発生したとして、ある1人の利用者を取材した。
その男性は不正取引によって、約300万円の損失が出たという。その後ハッカーからメールが届き、そこには「私たちの手によって、皆様の口座の残高が消去されています」「GMOが交渉に応じれば、破壊は停止します」「GMOへの働きかけをお願いいたします」などと記されていたという。
■「企業側に矛先が向いてしまう」
もちろん利用者個人にやれることはなく、取材を受けた男性は「GMOの発表とハッキングチームがどうするのか、もう待つしかないです」と困ったように語っていた。
こうした事態を受けカズレーザーは「結局、企業側に(怒りや批判の)矛先が向いてしまう」と危惧。「(企業と利用者の)被害者同士でいがみ合うような構図になっている」「(今後)犯人側の要求を聞いてしまう企業も出てくる可能性もあると思います」と続けた。
■政府主導が求められるが…
実際GMO側も、今回の件を受け「民間事業者単独での防御や、事後対応では被害の根絶は困難」と声明を発表。「国が主導して実効的な措置をとる『能動的サイバー防御』適用」を緊急要請するなど、官民連携を訴えている。
企業は対応だけでなく、損失補填なども求められるため、財政的にもかなりきつい状況に置かれているだろう。当然のように政府主導でという話にはなるが、その肝心の「デジタル庁」も、委託先が不正アクセスを受け1万件以上の個人情報を流出させるなど対応に追われている。インターネットやデジタルといったものへの信頼が揺らいでいく、危機的な状況だと筆者は思った。
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(文/Sirabee 編集部・東水 壮太)





