PHP欠陥で今後“予測できること”は… 漫画家が「今一度冷静になって」呼びかけ
プログラミング言語「PHP」に深刻な脆弱性が見つかった問題で、「何のことか分からないけど怖い」という人が注意しなければならないこととは…。

漫画家・やしろあずき氏が21日、公式Xを更新。多くのウェブサイトで使用されているプログラミング言語「PHP」に深刻な脆弱性が見つかった問題で、今後「予測できること」について言及。改めて注意を呼びかけた。
■高市首相も対応呼びかけ
PHPは世界のウェブサイトの7割ほどで使用されている。
今回見つかったセキュリティホールは、国際的な指標で深刻度が最も高い「緊急」とされ、悪意のあるユーザーによる攻撃で、サイトなどを乗っ取ってすべてのデータを消去したり、情報を盗み取ったり、他への攻撃の踏み台にされたりするといったおそれがあるとのこと。
高市早苗首相も緊急の対応を呼びかけ、官公庁や各企業が対応に追われた。
■「わからないけど怖い」という人は…
大きな騒ぎになっている様子に、Xでは「詳しいこと分からないけど、怖い…」「どうしたらいいの。PHPてなに」「怖いから調べてるけど全然わかんない」と混乱する人もみられる。
こういった声に対し、やしろ氏は「今話題のPHPの件ですが『何のことかわからないけど怖い!!』って人に向けての詐欺がめちゃくちゃ多発すると予想してます」と指摘する。
今話題のPHPの件ですが『何のことかわからないけど怖い!!』って人に向けての詐欺がめちゃくちゃ多発すると予想してます。
🔺貴方のスマホが無事か調べるからSNSのIDやパスワードを入れて
🔺パソコンを防御するためにこのソフトをインストールして…— やしろあずき (@yashi09) October 21, 2026
具体的な詐欺の手法について「『貴方のスマホが無事か調べるからSNSのIDやパスワードを入れて』『パソコンを防御するためにこのソフトをインストールして』このように不安を煽って個人情報を入力させたりアカウントを乗っ取ろうとする輩が確実に出てきます」と解説。「不安なのはわかりますが、情報入力の前に今一度冷静になって調べましょう」と改めて注意を呼びかけた。
■「めっちゃ起きる」「親世代が心配」の声
この呼びかけに、ユーザーからは「詐欺めっちゃ起きる可能性あるな確かに」「取り敢えず変な要求来ても鵜呑みにせずにするのが良しと…」「もはやランサム(身代金)ウェア活動も激化してまう」との声が。
「なんらかのシステムをサーバーにアップしている人以外は無関係だよ」「自分は大丈夫でも親世代が心配なので、みんなは親が大丈夫か久々でも連絡してあげてね」と呼びかける人もみられた。
■安易な情報入力「やめて」注意も
最近のサイバー攻撃などをめぐっては、自分のメールアドレスなどを入力することで、アドレスやパスワードの流出がチェックできるとうたう「個人情報流出チェックサイト」が話題に。
しかし、メディアアーティストで筑波大教授の落合陽一氏は、今月11日放送の『サンデージャポン』(TBS系)に出演した際、「自分の情報が流出しているか調べるサイトは、ほとんどフィッシング詐欺なことが多い。あれに自分のメルアド入れて、つぎにパスワード入れた瞬間に、それも流出するので、本当にあれはやめてほしい」と警鐘を鳴らしていた。
相次ぐ情報漏洩に加えて、深刻な脆弱性の問題で大きな騒ぎになるなかで、どうしても慌ててしまう気持ちも分からなくもないが、やはり安易に情報を入力することのないよう、今一度落ち着いて行動したいところだ。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)




