「PHP」に2つの脆弱性… 一般の人が“すぐにやるべき対策”を堀江貴文氏が解説
プログラミング言語「PHP」に深刻な脆弱性が見つかった問題で、堀江貴文氏が一般の人に出来る対策について解説。

実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏が21日夜、公式YouTubeチャンネル『堀江貴文 ホリエモン』を更新。ウェブサイトなどに使われているプログラミング言語「PHP」に重大な脆弱性が見つかったことについて言及。一般の人がすぐにやるべき対策についても解説した。
【今回の動画】一般の人が“やるべき対策”を呼びかけ
■「可及的速やかに」対応呼びかけ
堀江氏は「緊急で動画を回しております」として、「世界のウェブサイトの7割ぐらいがこのPHPを使って構築されているという風に言われております」と話す。
今回の脆弱性は、国際的な指標でも深刻度が最も高い「緊急」とされ、悪意のあるユーザーによる攻撃で、サイトなどを乗っ取ってすべてのデータを消去したり、情報を盗み取ったり、他への攻撃の踏み台にされたりするといったおそれがあるとのこと。
日本時間21日午後11時に、脆弱性の解消や機能を追加する最新のパッチが公開され、「どういう脆弱性があるのか、悪いことをする人たちにもその時点で知れ渡ってしまうので、可及的速やかに」対応するよう技術者に向けて呼びかけた。
■堀江氏にも影響
「2つもセキュリティホールが見つかっているということで、どうやらメモリを破壊する、そういう形のバグらしいんですけれども」とし、クラウドサービスなどを利用していて「自分たちに触る権限のない、そういう場合は対応しなくて、管理している業者さんが対応しますのでそちらの方は心配しなくていい」とも。
堀江氏自身も、無料のニュースレターサービス「ホリエモンレター」が、今回の影響で「今、止まってます。何が原因かはまだ知らされておりませんけれども、我々は管理者権限はないので、ユーザーとして使っているだけなので、どうにもできないんですけれども。そういった事例も出てきておりますので、皆さん注意してください」と語る。
■「2段階認証」を導入
一般のユーザーに向け、「パスワードとかも、パスキーシステムとかそういったものを使われるといいと思います。物理パスキーとかもあったりするんですけど、簡易的には例えばスマホのパスキーとか、Googleオーセンティケーターとか、いろいろな2段階認証システムってやつですね。最近普及しております。2段階認証システムだったり、パスキーシステムだったり、そういったものを利用することで、少なくとも、ちょっとしたメールアドレスぐらいが流出するぐらいだったら、大したこと…スパムが来るくらいなんで。Gメールとかだったら勝手にブロックしてくれるんで、あんまり大きな問題にならないと思いますけれども」とも。
「証券会社だったりとか、銀行の口座だったりとか、ポイントだったりとか、ビットコインだったりとか、そういったところは直接全部盗まれてしまう可能性が高いので、ぜひ2段階認証システム、パスキーシステムを導入、今すぐやってください」と呼びかけていた。
■高市首相も注意喚起
PHPの脆弱性をめぐっては、高市早苗首相も公式Xで「公開しているウェブサイトでPHPを使用しているか確認し、今夜、10月21日午後11時(日本時間)に公開される修正パッチについて、可及的速やかに適用できるよう準備をお願いします」とし、「修正パッチを速やかに適用することが困難な場合は、例えばウェブサイト等を一時的に停止させることも、リスクを低減させるための有効策の一つと考えられます」などと呼びかけた。
今回の問題の影響で、22日には官公庁や各企業のウェブサイトの閲覧や一部サービスの停止が相次いでおり、高市首相の公式サイトも一時的に停止された。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。




