緊急地震速報の数値見て「何かがおかしい」 “数秒後の表示”に防災アドバイザーは違和感も

北海道から中部地方にかけて緊急地震速報が発表されるも、その直後に取り消された。防災アドバイザーが、表示に抱いた“違和感”について指摘している。

2026/10/16 15:50

高荷智也 備え・防災アドバイザー@そなえるTV X
画像は高荷智也 備え・防災アドバイザー@そなえるTV Xより引用

気象庁は16日午後、北海道から中部地方にかけて緊急地震速報を発表したが、誤りだったとして取り消した。

これについて、防災アドバイザーの高荷智也氏が公式Xを更新し、発表された速報に違和感を覚えたことを明かした。


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■緊急地震速報を8分後に取り消し…

緊急地震速報が発表されたのは16日午後0時40分で、千島列島を震源とする地震が発生し、北海道、東北、関東甲信越、北陸、東海、伊豆諸島で強い揺れが想定されるとして緊急地震速報を発表。しかしその8分後に緊急地震速報が取り消された。

気象庁によると、実際には午後0時38分にカムチャツカ半島付近の深さ160キロを震源とするマグニチュード6.9の地震があり、北海道函館市で震度1の揺れを観測したが、強い揺れは観測されなかった。

気象庁は同日午後2時から会見を行い、誤った速報について謝罪。震源を千島列島に決定し、マグニチュード9.9と過大に推定したことが要因だとした。

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■「何かがおかしく」違和感

高荷氏は、「緊急地震速報でM9.9・最大震度7の表示、地球が終わったかと思いました」と切り出し、「重要な緊急地震速報ですが、まだまだ解決課題は多いですね。少しずつ精度を上げてほしいなと思います」とつづる。

速報が発表された早い段階では、マグニチュードは「6.7」と表示されており、「ある程度正確に表示されていました」とし、「千島列島沿いの巨大地震か? と身構えたのですが、その数秒後から、何かがおかしくなり『M9.9』の表示に切り変わりました」と違和感を覚えたことを明かす。

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■「怖い音が鳴ったら…」

また、「M9.9の表示に変わった後も、何度か修正が入りましたので、緊急地震速報の計算ロジックそのものは、正しく動いていた。ただ何かの値がおかしくなっていた、ような感じですね」と指摘する。

気象庁では、サイバー攻撃の可能性は否定しているが、「それすらも危うい昨今の情勢が気がかりです」としつつ、「とにかく、あの怖い音が鳴ったら、まずは身を小さくするように心がけましょう」と呼びかけている。

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■地球上で起こり得る最大の値は「10.0」

この緊急地震速報の影響で、JR北海道では在来線の一部列車が一時運転を見合わせたほか、JR東海では東海道新幹線が新横浜駅と豊橋駅の間で上下線ともに15分ほど運転を見合わせた。

なお、実際の地震では、2011年の東日本大震災がマグニチュード9.0、日本でも大きな被害があった1960年のチリ地震はマグニチュード9.5で、これ以上の規模は確認されていない。地球上で起こり得る最大の地震はマグニチュード10.0とされる。

大きな揺れが来ず一安心だが、M9.9という数字は肝を冷やす値だ。この機会に、備えの確認だけでも行うのがいいのかもしれない…。

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■執筆者プロフィール

しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。

現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)

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