一見普通の駅名4文字、予想外なアルファベット表記が「長すぎる…」と話題 JRに「表記改訂の経緯」聞いた

栃木県下野市にある自治医大駅の英語表記が「いつの間に変わったんだ」と話題に。JR東日本は「英語圏の旅行者への配慮」と、事情を説明する。

2026/10/16 06:30

簡単そうに見えて、一筋縄でいかないのが地名の漢字表記。案内看板のローマ字表記を見て「そう読むのか!」と驚いた経験は、誰しも一度はあるだろう。

以前X上では、この法則が当てはまらない駅の表記に「いつの間に変わったの!?」と、驚きの声が相次いでいたのだ。


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■「自治医大駅」のローマ字表記が…

今回注目したいのは、XユーザーのT_K_Softさんが投稿したポスト。

「発音ではなく意味を表記する珍しい駅」という意味深な1文が綴られた投稿には、栃木県下野市にあるJR自治医大駅のホームにて撮影された駅名標の写真が添えられている。

自治医大駅
画像提供:T_K_Softさん

こちらの読み方は当然「じちいだい」で、ひらがな表記や振り仮名からも、そう確認できるのだが…アルファベット表記はローマ字の「Jichiidai」ではなく、「Jichi Medical University」という英語表記になっていたのだ。

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■地元民も「知らなかった」と驚き

当該のポストは瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「そんな駅があるのか」「ところで『自治』はそのままで良いの?」「僕も最初聞いた時、ビックリしました」「普段使っているのに、気づかなかった…」「長い名前だなって、いつも思ってた」」など、驚きや疑問の声が寄せられている。

また、「大学側の要望で変わったはずです」といった意見や、「2014年に見た時は英語じゃなくてローマ字だったんだけど、いつ変わったんだろう」などの声も散見された。

確かに、後者のリプライの写真を見ると、そこには「Jichiidai」というローマ字表記の駅名標が確認できた。

そこで今回は、JR東日本 栃木事業本部に詳しい話を聞いてみることに。

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■JR「2017年からローマ字→英語表記に」

自治医大駅
画像提供:T_K_Softさん

アルファベット表記で駅の「読み方」ではなく「意味」を優先している経緯について、担当者は「これまで駅名の読み仮名をローマ字で表示しており、実際に利用される方々、特に英語圏の旅行者に分かりにくいものとなっていたため、2017年頃に、外国人旅行者にも分かりやすい英語表記にすることにしました」と、回答している。

担当者は「空港や大学等、外国人が比較的多く利用すると考えられる駅などは、英語表記とする場合があります」と、こうしたケースの傾向についても説明していた。

このような事例は、駅名に限った話ではない。例えば長野県長野市にある「古戦場入口交差点」の標識は「Old Battlefield」という英語表記を、神奈川県鎌倉市にある「大仏前」の標識は「Great Buddha」表記を採用しており、「カッコよすぎる」とXで話題になった。

観光地等を訪れる際は、ぜひ看板や標識のローマ字表記が英語表記になっていないかチェックしてみてほしい。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。道路・鉄道ネタに関する取材で、国土交通省や都道府県警、全国の道路事務所、鉄道会社に太いパイプを持つ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)

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