高木豊氏、CS敗退の巨人に浴びせられたファンの”ブーイング”に苦言 「ちょっとかわいそうだったなと…」
CSに敗れたあとの挨拶でファンからブーイングを受けた巨人の選手たち。高木氏は憤りを覚えたようで…。

元横浜大洋ホエールズの高木豊氏が13日、自身のYouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』に出演。CSファーストステージ第2戦で起きたファンからのブーイングについて苦言を呈した。
■橋上代行の手腕を評価
クライマックスシリーズ・ファーストステージに敗れ、2026年のシーズンを終えたジャイアンツ。
高木氏は、今季シーズン途中から指揮を執り、チームを2位に押し上げた橋上秀樹監督代行について、岡本和真の移籍や戸郷翔征の不調などがあったことを指摘し、「橋上代行というのは、俺はよくやったと思うね」とその手腕を高く評価。
一方でシーズン終盤戦でベテランを頼りにしなかったことを「残念」とし、「(代行の肩書を)取ってあげたかった。自分の色を出しにくい」という見方を示した。
■ ブーイングに苦言
ベテランの使い方に不満があるものの、「よくやったと思う」と話した高木氏は、CS第2戦終了後、外野スタンドに挨拶に向かった選手にファンからブーイングが浴びせられたことに言及。
「何回DeNAに負けているんだという、思いもあると思うけども、ブーイングはしてほしくなかったなと思うよね」と苦言を呈した。
■「ちょっとかわいそう」
高木氏はさらに「阿部慎之助監督がああいう事態でチームを去らなきゃいけなくなった。それを考えたら、ちょっとかわいそうだったなと思うよね」と橋上代行の苦労を思いやる。
アシスタントの森藤恵美氏は「若手の一部で、負けてしまって悔しいはずのところをちょっとニヤニヤしてしまった選手がいた」として、「それがブーイングを誘発したのでは」と指摘した。
■監督なら「叱責していた」
この出来事について高木氏は「橋上監督であれば多分、強く叱責したと思うよ。だけどできなかったっていうのは、代行という立場がそうさせた」と持論を展開。
また、2004年に開催されたアテネオリンピックで、中畑清氏が病魔に倒れた長嶋茂雄監督に代わりヘッドコーチとして指揮を執ったことに触れ、「代行でもない、でも指揮は任されて辛かったと思う。中畑さんの姿を見ているから」と語っていた。
■要所のDeNA戦で敗戦が続く
クライマックスシリーズ・ファーストステージは、2位となった巨人が東京ドームで横浜DeNAベイスターズに連敗し、終戦となった。
巨人はシーズンでも阪神タイガースと首位で並び、「DeNAに勝てば首位」という試合で勝ち切ることができず、2位となっただけに、ファンの不満が爆発するのも、致し方ないようにも思える。
一方で高木氏のように「ブーイングはやめてほしかった」という声も。いずれにしても、チームの危機的な状況を立て直し、2位に押し上げた橋上代行の成績は、評価してもいいのではないだろうか。




