450万以上の「奨学金」を返還した女性、かかった“年月”は… 祝福や労いの言葉が相次ぐ
高額の奨学金を返還し終えた女性に祝福や労いの声が。学生の約半数が利用している制度だが、「制度を見直すべき」の声も。芸能界でも“落とし穴”について注意喚起が…。

多くの学生が利用する「奨学金」をめぐり、Xでは、とあるユーザーが、高額の奨学金を全額返還した報告が話題に。祝福や労いの声が相次いでいる。
■返還に「20年近く」
話題となったのは、とある女性ユーザーの投稿。「日本学生支援機構」からの「返還完了証」の写真とともに、奨学金を返したことを報告。
奨学金の詳細を見ると、貸与を受けた額は462万円となっており、高額を返還し終えたようだ。
「何年かかりましたか?」との質問に、女性は「20年近くかかりました」と、かなり時間をかけて返還したことを明かした。
■労いの声相次ぐ
この投稿に、他のユーザーからは「おめでとう」「お疲れ様でした」「自由を謳歌してください」「誰にも頼らず、自分の人生は自分で切り拓いた証だと思います。本当に立派です。素晴らしい」と祝福や労いの声が寄せられた。
また、「僕も嬉しかったのを覚えてます」「いま娘も頑張ってます」「私もあと5年」と、自身や家族が奨学金を利用した人からの声も。
奨学金制度について「いつの日か教育無償化の日が来ると良いですね」「奨学金って、学生ローンと同じですからね」「この制度見直すべき!」「勤勉な日本人に利子つけて貸し付ける国って…って思います」といった声もみられた。
■奨学金には“落とし穴”が…
奨学金制度については“落とし穴”があるとして、芸能界でも呼びかけが。
お笑いコンビ・霜降り明星のせいやが今年6月、自身の公式YouTubeチャンネル『霜降り明星せいやのイニミニチャンネル』にて注意喚起していた。
10代の頃にローンを組んだというせいやだが、「奨学金というのは、第2種、第1種というのがあって。高3からやねん、奨学金の説明会みたいなのがあるのは」と話す。
「第1種っていうのは無利子なんです。ここが大事。第1種で借りてほしい、みんな。無利子で、奨学金を安く返せる」と力を込める。続けて「第2種っていうのが、利子あるんですよ。プラスで利子も払わないといけない。言ったら借金とかローンと一緒。元金プラス利子」と説明した。
ただ、第1種は成績優秀者でなければ借りることができず、内申点なども影響するとして、「高1の時点で言ってくれてたら、払うお金を減らすために頑張るけど、高3の4月から6月にしか説明されないんですよ。これが落とし穴やねん」と強調している。
当時かなり驚いたというせいやは、自身の経験から「早めに知っておいて」「せめて第1種受けてほしい。みんな勉強頑張ってほしい」と訴えていた。
■学生の約半数が利用
せいやのいうように、日本学生支援機構の奨学金には、返済不用の給付型と、貸与型がある。貸与型には無利子の第1種奨学金、有利子の第2種奨学金がある。いずれも、収入や学力などの条件がある。
同機構の調査によると、近年、奨学金を利用している学生は大学(昼間部)で55%、短期大学(昼間部)で61.5%など、大学生や大学院生の約半数以上が何らかの奨学金を利用しているとの結果が。そのうちの約8割が貸与型の奨学金を利用しているとされる。
給付型については、自分が対象になるかどうかを知らなかったり、給付型の奨学金の存在自体を知らなかったりするケースも。
日本には1万6,000ほどの奨学金があるともいわれているため、しっかりと調べて、どのような奨学金が利用できるか検討した方がよいだろう。
■執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)




