経験者が語る、見逃すと危ない“大腸がんのサイン” 桑野信義「絶対に検診に行って」

大腸がんは早期には自覚症状がほとんどない一方、進行すると血便や便通の変化、貧血などが現れることがある。どんな異変に注意すればいいのか。

2026/09/16 12:00

林修

10日放送の『林修の今知りたいでしょ!』(テレビ朝日系)では、大腸がんを特集。2020年に直腸がんが判明したタレントでミュージシャンの桑野信義が、発見までに自身に起きていた体の変化を明かした。


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■まず、トイレの回数が増えた

国立がん研究センターの2024年統計では、大腸がんはがんによる死亡数で女性1位、男性2位。早期では自覚症状がほとんどないため、異変が出た時に自己判断で済ませないことが重要になる。

桑野は若い頃から便秘と下痢を繰り返していたため、大腸がん判明の数年前からおなかの不調が続いても「それが普通だったの」と考えていたという。しかし次第に、便意があるのに便が出ず、何度もトイレへ行く状態に。家族から病院を勧められても、約3年間受診しなかった。

そして2020年には、「めまいがひどくなってきて。自分でもどうしようもなくなってきた時があって、立ってられなくなっちゃって」と症状が悪化。トイレへ行く回数も「1日に30回くらいかな」まで増え、ようやく受診を決意した。

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■「血便」を放置→貧血による「めまい」

桑野には、さらに代表的なサインである血便も出ていた。「お尻を拭くと血がつくようになって。だんだん増えてきて、最終的には血の量が多くなった」と振り返り、受診直前には便器へ血が垂れるほどになっていたという。

検査の結果は直腸がんのステージⅢb。しらはた胃腸肛門クリニック横浜院長の白畑敦医師は、血便は「大腸がんの症状としては代表的な症状」と説明した。大腸がんでは、血便のほか、便秘や下痢、便が細くなる、残便感などが現れることがあり、慢性的な出血から貧血を起こしてめまいにつながる場合もある。

桑野のめまいについても、長期間の出血による貧血だった可能性が指摘された。血便は痔などでも起こるが、見た目だけで原因を判断することはできないため、異変が続く場合は放置しないことが大切だ。

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■家族が気づいた「異様な汗」

家族が気づいていたもう一つの異変が、暑くないのに大量の汗をかくことだった。次男の将春さんは、桑野がタオルを首に巻いて「暑い…」と訴えていた様子を振り返った。

番組では、がんに伴う慢性的な炎症による「腫瘍熱」が発汗につながっていた可能性もあると専門医が解説。ただし、発汗やめまいだけで大腸がんと判断できるわけではなく、桑野の場合に考えられる要因として紹介された。

現在は寛解を告げられている桑野。「絶対に検診に行ってください、早期発見ならなんとかなります」と、自身が長期間受診しなかった経験を踏まえ、検診の大切さを訴えていた。


■執筆者プロフィール

びやじま。フリーライター/エディター。月100時間、30番組を聴く深夜ラジオのヘビーリスナーで、2016年からSirabeeに参画。現在はラジオを中心にした芸能エンタメを中心に月40本程度を執筆中。

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(文/Sirabee 編集部・びやじま

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