ふるさと納税で10億円寄付すると…? 返礼品は高さ約2.8メートル、重さ約1.5トン
ふるさと納税には食品や家電だけでなく、驚くほど高額な返礼品も存在する。寄付金10億円でもらえる返礼品は、巨大なステンレス製オブジェだった。

8日放送の『X秒後の新世界』(日本テレビ系)では、「ふるさと納税の返礼品で一番高いもの」を調査。三重県度会町が用意する一点ものの「創生の松」が紹介された。
■10億円でもらえる巨大な「松」
「創生の松」を手がけたのは、三重県度会町の金属加工会社・有限会社大河内。松竹梅をモチーフに、ステンレスだけで本物の松のような枝ぶりを表現した巨大なオブジェだ。
大きさは幅約3.5メートル、奥行約2.5メートル、高さ約2.8メートルで、重量は約1.5トン。松葉には10万本を超えるステンレス製の針金が使われ、一本一本を職人が手作業でねじり上げている。
制作期間は2019年から2023年までの約4年間。幹には溶接や板金、研磨といった同社の加工技術が盛り込まれており、文字通り職人技の集大成となる一点ものだ。
■職人技を全国に知ってほしい
番組では、同社の山本氏が「全国で自社の職人が1番上手だと思ってる。世の中に職人の技術を広めていきたい」と制作に込めた思いを語る。
有限会社大河内は1963年創業。厨房設備や建築金物などのステンレス加工を手がけてきた。
同社によると、地方の企業でも全国に技術力を発信したいという思いに加え、返礼品を通じて地元・度会町へ還元したいという狙いもあるという。一般的な返礼品とは大きく異なるが、「10億円」という金額そのものが町や職人の技術を知ってもらうきっかけにもなっている。
■寄付するには年収300億円?
ただし、10億円を寄付すれば誰でも税制上お得になるというわけではない。
ふるさと納税は、自治体への寄付額のうち一定額について所得税や住民税の控除を受けられる制度だが、控除できる金額には年収や家族構成などに応じた上限がある。番組でふるなび自治体サービスの担当者に聞いたところ、この10億円を控除上限の範囲内で寄付するには「300億円の年収が必要です」とのこと。
■せいや「桃鉄やないか!」
あまりに現実離れした数字に、霜降り明星・せいやは「桃鉄やないか」と思わずツッコミ。
寄付そのものには金額の上限はないため10億円を寄付すること自体は可能だが、控除上限を超えた部分は自己負担となる。高さ約2.8メートル、重さ約1.5トンという置き場所のハードルも含め、まさに規格外の返礼品となっていた。
■執筆者プロフィール
びやじま。フリーライター/エディター。月100時間、30番組を聴く深夜ラジオのヘビーリスナーで、2016年からSirabeeに参画。現在はラジオを中心にした芸能エンタメを中心に月40本程度を執筆中。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)




