岩本勉氏、10失点の日本ハム・新庄剛志監督が見せた”野手登板”に疑問 「この時期にそれですか…」
リーグ優勝に最後の望みをかけた試合で14失点して敗北した日本ハム。岩本氏は新庄監督の采配に疑問があるようで。

元日本ハムファイターズの岩本勉氏が8日、YouTubeチャンネル『岩本勉チャンネル』に出演。8日の福岡ソフトバンクホークス戦で、日本ハムの新庄剛志監督が捕手の進藤勇也を登板させたことについて持論を展開した。
■野手登板に岩本氏が疑問符
8日の試合で、8回裏に金村尚真が10失点したことから、捕手の進藤をマウンドに送った新庄監督。
この判断について岩本氏は「メジャーでは結構見られることですけども、もう今日お手上げですの宣言なんですよ。もうひとつは、うちは凹んでませんよというような試み。いろんな取り方がある」と指摘する。
続けて「優勝をギリギリ首の皮1枚繋がって狙っているファイターズで言うと、この進藤のマウンドがちょっと敗北宣言に見えてしまいました」とコメントした。
■「この時期にそれですか」
岩本氏は降板した金村について「ファイターズは、あそこで金村をそのまま殺すことになりました。打たれた本人が悪いんやで、それはわかるピッチャーですから」と語る。
さらに「でもそこで『ああ、ピッチャー使いたくないな』、進藤がマウンドに上がったときにはもうお手上げ宣言であるし。僕は個人的に、この時期にそれですかって思うわけ」と判断に疑問符をつける。
また「確かにね、もうここで手の内をぐっと爪を隠したファイターズとも取れるじゃん。全然ありだと思う。でも、もう1つで言うと、この試合まずお手上げですかと。このカード相当重要ですよね。しかも3連戦の1戦目、それってありですかという声も出る」と持論を展開していた。
■守備のミスも絡む
問題の8回裏、新庄監督は3点ビハインドで金村をマウンドに送る。この金村が1アウト満塁のピンチを迎えると、代打の柳町達がセカンドに強い当たりのゴロ。併殺コースだったが、これをセカンドの奈良間大己が弾いて(記録はヒット)、得点が入ってしまった。
その後、満塁から周東佑京がライトへランニングホームランを放ちランナーはなくなったが、まずい守備も続き、10失点。新庄監督は捕手で投手の経験がない進藤を送り、アウトを取った。
■白旗を上げざるを得ない状況だったが…
MLBではビハインドの場合は8点差以上、リードの場合は10点差以上の9回ならば野手をマウンドに上げることが認められており(二刀流選手は除外)、そのようなシーンは日常茶飯時だ。
今回のケースでは13点のリードを許しており、白旗を上げざるを得ない状況で、野手をマウンドに上げて投手を使わない判断は、合理的なようにも思える。
一方で日本ハムとしては優勝の「最後の望み」を懸けた3連戦だっただけに、「最後まで勝負してほしかった」という声もあるようだ。いずれにしても負けられない試合で1対14という結果は、ファイターズにとって屈辱的な内容だった。




